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喋るな 7KB 制裁 自業自得 家族崩壊 ツガイ 野良ゆ 赤子・子供 ゲス 現代 虐待人間 オリジナル性皆無… 「ゆっくりしていってね!!!」 そんな甲高く耳障りな声で、男は午睡から目を覚ますハメになった。 初夏の日差しが暖かな庭先。 ロッキングチェアの背から、男は不機嫌そうに上体を起こす。 足もとには下膨れ饅頭どもがいた。 成体のれいむとまりさの番。 そして子ゆっくりと赤ゆっくりが合わせて十数匹。 「ゆっ! やっとめをさましたんだぜ!?」 「ここをれいむたちのゆっくりぷれいすにするよ! ジジイははやくでていってね!」 「あまあまもってこいジジィー!」 「クチョジジイははやくちんでね! このイシュしゃんはまりしゃのたかりゃもにょにしゅりゅよ!」 好き勝手にがなり散らすゆっくりたち。 無論、こいつらは男が飼っているゆっくりなどではない。 野良のゲスゆっくりだ。 男は溜息を吐いて立ち上がる。 それを見てゆっくり達はゆへへと締まりのない笑みを浮かべた。 「それでいいんだぜ! さっさとまりささまのしかいからきえるんだぜ!」 「ゆぷぷ! おお、ぶざまぶざま!」 「はやくあまあまもってこにゃいとこりょすよ!」 「まりさのぷくーにおそれおのろいたんだぜ!」 「ゆっくちちね! ゆっくちちね!」 十数匹のゆっくりが自分本位にわめいている。 その五月蠅さに男は顔をしかめ、腕を高く振り上げた。 「ゆっ? なにしてるのジ――」 成体れいむの言葉は最後まで紡がれることはなかった。 男の繰り出した手刀がれいむの体の半分にまで食い込み、中枢餡を破壊したのだ。 あまりの惨劇に驚愕で声も出ない周りのゆっくり達。 ようやく辺りが静かになったのを確認し、男は口を開く。 「お前ら――」 「ゆぎゃああああああああああああ!??? でいぶうううううううううううううううううううう!!???」 「おぎゃあぢゃんぎゃああああああああああ!??」 「どぼじでごんなごぢょぢゅるにょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!??」 静寂はすぐにゆっくり達の慟哭で破られた。 目から滝のような涙を流すゆっくり達。 十数匹の泣き声が重なり、鼓膜を劈かんばかりに辺りに響き渡る。 「静かにしやがれええええええええええええ!!!!」 ドン、と地面を踏みつける男。 その振動が伝わったのか、ゆっくり達が黙る。 その隙を見逃さず、男は言う。 「次に喋った奴は殺す! いいな!? 喋るな!!」 「ゆ――」 「俺は喋るなと言ったんだ!!」 反論しようとしたのか、泣き声をあげようとしたのか。 声を出した赤まりさを男は瞬時に踏みつぶした。 「にゃにしゅ――」 「喋るな!!!」 食ってかかった赤れいむを、これまた一瞬のうちに踏みつぶす男。 ここに至ってゆっくり達は人間の強さを理解したようだった。 親であるまりさはしーしーを垂れ流し、声を上げずに涙を流した。 子ゆっくりと赤ゆっくりも同様に、ぷるぷると震えながら地面をしーしーで湿らせた。 男はその様子を見て、ようやく一心地ついたかのように表情を緩めた。 「てめーらよおおおお……」 ぶんぶんと頭を振ったのち、男は親まりさを睨みつける。 「人が気持良く眠ってるのをなんで邪魔しやがったわけ?」 「…………」 まりさは涙を撒き散らしてぶるぶる震えるだけだ。 男はチッと鋭く舌打ちし、三編みされたもみあげを掴んでまりさを持ち上げる。 その痛みにまりさはぎゅっと目を瞑って耐える。 「ったく、ふざけんじゃねぇぞ!」 もみあげを掴んだまま遠心力をつけ、男はまりさを地面に叩きつけた。 顔面から地面に突っ込んだまりさは前歯を空中に飛散させる。 それでも声は出さなかった。 男は少しまりさに感心した。 前歯を折られるほどのダメージを受けて、それでも呻くことすらないとは感嘆に値するだろう。 が、それは更に男を苛立たせる結果となる。 こうなったら、意地でもこいつに声を上げさせてやろうじゃないか。 男は視線をまりさから周囲へと向けた。 男から数メートル離れたところに、ゆっくりの子ども達がいる。 こちらに背を向けて、一目散に逃げている最中だった。 「ゆっくちはやきゅにげりゅよ!」 「ジジイにしゅらかてにゃいげしゅおやはゆっくちちんでね!」 「おとうさんはれいむたちのためにしんでね!」 親を捨て石に助かろうとする浅ましき子ゆっくり赤ゆっくり達。 男は悠然と歩を進め、彼奴らの前に足を下ろした。 前方に現れた男を見て、子ども達は恐怖に顔をゆがめた。 「ゆぎゃああああああああああああ!!?」 「にゃんでジジイがこっちにくりゅにょおおおおおおおお!!?」 咄嗟に声を上げたのは子まりさと赤れいむ。 男は二匹を掴みあげ、息つく間もなく握りつぶした。 「喋るなと言ったぞ俺は。あと、逃げても潰すからなお前ら」 手の中で餡子に変わり果てた二匹を、逃げようとしていた子ども達の前に放る。 ミンチ状態の家族だったものを見てしーしーを漏らす子ども達。 「ゆ……ゆぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっ♪」 突然、赤れいむが壊れたように笑い始めた。 否、壊れたようにではない。 壊れたのだ。 男は指先をその赤れいむの頭に乗せた。 そして徐々に圧迫してゆく。 餡子が押され、顔が真っ赤になる赤れいむ。 口とあにゃるから餡子が勢いよく噴出される。 ゆゆゆゆ…と痙攣して赤れいむは息を引き取った。 子どもたちはその残虐な光景から目を背け震えていた。 親まりさは子どもが殺されるのを歯を食いしばって泣きながら見ていた。 ふん、と鼻をならす男。 恐怖から叫びだすゆっくりはもういないようだ。 ならば、次は搦め手でいこうか。 パンパン、と手を鳴らす男。 ゆっくり達が男に注目する。 男はゆっくり達を見回して言い放つ。 「ゆっくりしていってね」 「ゆっくりしていってね!!!」 「「「「ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!!!」」」」 男のゆっくりしていってね発言に反応したのは一匹の子れいむと、赤ゆっくり残り四匹全部だった。 子れいむはハッと我に返り恐怖に打ち震えている。 赤ゆっくり達は「ゆっくちぃ~♪」などと間の抜けた笑顔を浮かべていた。 男は子れいむを掴みあげ、口内に指を滑り込ませた。 そして口を限界まで開かせ顎を外す。 痛みに目を見開き、ぶるぶると痙攣する子れいむ。 男はそんな子れいむの様子など意に介さず、淡々と赤ゆっくりを捕えては子れいむの口の中に無理やり押し込んでいく。 ソフトボール大の子ゆっくりの口の中に、ピンポンボール大の赤ゆっくりが四匹、ぎゅうぎゅうに押し込まれた。 「ゆぎぃいいい!!!」 「くるぢ……」 「げしゅおやはれいみゅをはやきゅたしゅけろおおおおおおお!!!」 「ゆゆゆゆゆゆ……」 口の中に入れられ身動きの取れない赤ゆっくりが口々に苦悶の歌を奏でている。 子れいむは喋ることも動くことも叶わず、ただ全身に脂汗を浮かべていた。 その子れいむを男は庭の地面に埋めた。 軽く土を盛る程度の浅い深度だ。子ゆっくりでも跳ねれば跳び出せるはずである。 だが赤ゆっくりを口に詰められ、限界まで皮の張った子れいむのあんよは動かない。 このままゆっくり死んでいくのみである。 さて、残ったのはあと親まりさと子れいむ一匹、子まりさが二匹だ。 親まりさは必死に逃げようとしていたが、地面に叩きつけられた時の衝撃で全身の餡子に支障を来し、痙攣して動けずにいた。 子ゆっくり達は全力を以て逃げていたが再びあっさりと男に前方を遮られてしまった。 「逃げても潰すって言ったよな俺?」 男が問いかけると、子ゆっくり達は今日何度目になるかもわからないしーしーを漏らした。 目を見開き、ぷるぷると体を横に振る。 助けてください、許してくださいと懇願しているようだった。 「許してやってもいいんだがな~」 男の言葉に子ゆっくり達は希望に目を輝かせた。 「なんて、嘘だよバーカ」 子まりさを一匹踏みつぶす。 希望から絶望のどん底に落とされた子ども達は遂に、 「ゆんやあああああああああああ~~~~~!!!」 「もうおうぢがえるううううううう~~~~!!!」 大声で泣き始めてしまった。 その泣き声の耳障りなことと言ったらない。 男は二匹を持ち上げ、顔と顔を押し付け合わせた。 ちょうどキスでもするような形だ。 「ゆぶぶぶぶぶぶぶ!!!」 「ゆぎぎぎぎぎぎぎぃ!!!」 徐々に力を込めて行く。 「ゆびぃいいいいいいいい!!!!」 「もっぎょゆっぎょりじゅぢゃぎゃぢゃあああああああ!!!!」 圧迫に耐えられず、二匹の体は弾け飛んだ。 男の両手が完全に合わさる。 姉妹の顔を見ながら死ねたのだ、本望だろう。 さて、残るは親まりさ後一匹。 じっくり痛ぶってやろう、と男は口の端を吊り上げた。 痛ぶって痛ぶって、もう殺してくださいと口に出させてやる。 これが、たかがゆっくりが人間様の眠りを妨げた報いだ。 終わり 目覚まし時計に起こされるのさえ不快なのに、 ゆっくりの声なんかに起こされちゃったらヒャッハーしても仕方ないよね。 無声ゆっくりもゆっくりできないけど、声ありもゆっくりできない。 ゆっくりはゆっくりできないよ! 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 566 赤ゆっくりには罰を トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 根拠はなくても、まあ大体れいむが悪いよね -- 2016-02-29 01 12 54 まりさこれは仕方がない -- 2016-01-07 22 53 44 あっさり系か -- 2014-07-21 16 32 29 これは仕方ない当然 いい作品グット!! -- 2012-07-22 16 08 36 これはwww 床が大変そう…www -- 2011-06-04 06 13 04 後片付けが大変そうです -- 2011-05-10 02 14 52 もっとヒャッハーしようぜ -- 2011-03-24 03 35 13 とてもゆっくりできました!大変面白かったです! いろいろ凝った設定や独創性溢れるSSも面白いですが 私はいわゆるテンプレ展開のSSが一番好きです テンプレとは優れているからこそ残っている先人の英知の結晶ですから また同じテンプレ展開であっても 作者様のクセ、表現、嗜好が違えば全く別作品として楽しむ事が出来ます -- 2011-03-01 12 14 09 ふむ…親まりさかしこいじゃないかw そこかしこさが何処まで持つか楽しみだな。 -- 2010-10-17 21 58 45 眠ってるとこ起こされたにしてはやさしいね。 -- 2010-08-12 07 02 08 わかるよー。 3日間、不眠で仕事➝やっと帰宅できた➝風呂➝布団へGO➝近所のガキがうるさくて眠れない。 うん。殺したくなるよ。安眠妨害は生存権の侵害だよ。 -- 2010-07-15 17 48 48 微妙ぉー -- 2010-06-30 21 35 03 うーん -- 2010-06-20 00 24 58 薄い。 -- 2010-06-09 01 05 13
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もうわからない 8KB もうわからない ※駄文注意 ゆっくりできない。 あんなにゆっくりできたのに。 今では全然ゆっくりできない。 それでもじっとしてたらゆっくりできない。 ぼくはゆっくりするために、 準備を整え森に向かった。 草を食んでるれいむを見つけた。 僕に気付かずむしゃむしゃ食べてる。 決して甘くはないだろう。 食べても味はそれなりーな顔だ。 まずは挨拶。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!!」 食べるのやめて大きな挨拶。 元気はなかなか良さそうだ。 「ごはんたべてるからじゃましないでね!れいむおこるよ!」 途中で邪魔されご機嫌斜め。 無視して話を聞いてみる。 「れいむは何でゆっくりできる?」 「ごはんをたべたらゆっくりできるよ!」 そうか、食事はゆっくりできるのか。 叶えてやるため、袋を漁る。 差し出す物は甘いお菓子。 甘い匂いに輝く目。 地面に置いたら飛び付いた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!」 嬉しそうに頬張るれいむ。 どんどん地面に放り投げる。 どんどん食べてどんどん膨らむれいむ。 いきなりぴたりと食べなくなった。 「どうしてご飯を食べないの?」 「れいむはお腹一杯だよ!あまあまはいらないよ!」 「駄目だよれいむ、話が違う。食事はゆっくりできるでしょ?」 地面のお菓子をかき集め、 転がるれいむの口をこじ開けお菓子を突っ込む。 「ゆばばばば!!」 舌で中から押し返される。 押し返されたら押し返す。 足で無理やり押し戻す。 膨らみ続ける体に亀裂。 目玉は半分飛び出してる。 皮に餡子が滲み出ている。 最後にぐいっと押し込むと、 とうとう切れて破裂した。 詰まった餡子が辺りに飛び出す。 消化しきれなかったお菓子もあった。 「もっどゆっぐりじだがっだ・・・」 れいむは呟いて永遠にゆっくりした。 駄目だ、こいつゆっくりできない。 次を探して森を進んだ。 交尾をしているまりさを見つけた。 僕に気付かずぱんぱんしてる。 相手は妥協したのだろう。 交尾しててもそれなりーな顔だ。 まずは挨拶。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!!」 交尾はやめずに大きな挨拶。 交尾してても返すんだ。 「すっきりするからじゃまするなだぜ!じゃまをするならころすのぜ!」 途中で邪魔されご機嫌斜め。 無視して話を聞いてみる。 「まりさは何でゆっくりできる?」 「すっきりできたらゆっくりできるぜ!」 そうか、交尾はゆっくりできるのか。 叶えてやるため、袋を漁る。 差し出す物は美ゆっくり。 綺麗な相手に輝く目。 地面に置いたら飛び付いた。 「ゆっふん、ゆっふん、きもちいー!」 嬉しそうに腰振るまりさ。 どんどん地面に放り投げる。 どんどん相手を変えてどんどん実る子供達。 いきなりぴたりと交尾をやめた。 「どうして交尾を続けないの?」 「まりさは十分すっきりしたのぜ!すっきりーはいらないんだぜ!」 「駄目だよまりさ、話が違う。交尾はゆっくりできるでしょ?」 地面のゆっくりをかき集め、 転がるまりさのぺにぺにを引っ張りまむまむめがけて突っ込んだ。 「ゆびびびび!!」 体を振って手から逃れる。 逃げられたら連れ戻す。 体を振って発情させる。 疲れた体で交尾を続ける。 絶頂を迎える度に体が縮む。 萎み続ける体で腰を振る。 限界超えても止められない。 最後にどぴゅっと相手に飛ばすと、 とうとう萎んで倒れ伏した。 体が黒く変色していく。 相手も頭の茎ごと黒ずんでる。 「もっどゆっぐりじだがっだ・・・」 まりさは呟いて永遠にゆっくりした。 駄目だ、こいつもゆっくりできない。 次を探して森を進んだ。 川面を見ているありすを見つけた。 僕に気付かずくねくねしてる。 自分の美貌が微妙なのだろう。 ポーズを決めてもそれなりーな顔だ。 まずは挨拶。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!!」 川面に向かって大きな挨拶。 こっちを向いて挨拶してよ。 「おけしょうするからじゃまをしないで!いなかものはわかってね!」 途中で邪魔されご機嫌斜め。 無視して話を聞いてみる。 「ありすは何でゆっくりできる?」 「かわいくなったらゆっくりできるわ!」 そうか、化粧はゆっくりできるのか。 叶えてやるため、袋を漁る。 差し出す物は白い小麦粉。 お化粧道具に輝く目。 地面に置いたら飛び付いた。 「ばっふん、ばっふん、とかいはよー!」 嬉しそうに化粧?をするありす。 どんどん地面に放り投げる。 どんどん顔を擦り付けどんどん白くなるありす。 いきなりぴたりと化粧をやめた。 「どうして化粧を続けないの?」 「ありすはとっても可愛くなったわ!化粧はいらないよ!」 「駄目だよありす、話が違う。化粧はゆっくりできるでしょ?」 地面の小麦粉をかき集め、 転がるありすの目の前に山を作って突っ込んだ。 「ゆぶぶぶぶ!!」 暴れて山を崩しだす。 崩されたら建て直す。 上から小麦粉を振りかける。 かさかさの体で転げまわる。 小麦粉が口に入る。 入ったそばから水分を吸い取る。 最後の水分無くなって、 とうとう乾燥して動かなくなった。 ミイラみたいに痩せ細っ体。 触ったそばから崩れ落ちる。 「もっどゆっぐりじだがっだ・・・」 ありすは呟いて永遠にゆっくりした。 駄目だ、こいつでもゆっくりできない。 次を探して森を進んだ。 チラシを読んでるぱちゅりーを見つけた。 僕に気付かず一匹で喋ってる。 漢字が難しいのが微妙なのだろう。 頷いてはいてもそれなりーな顔だ。 まずは挨拶。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!!」 こっちを向いて大きな挨拶。 だけどげほげほむせてしまった。 「どくしょするからじゃまをしないで!ばかとはあたまがちがうのよ!」 途中で邪魔されご機嫌斜め。 無視して話を聞いてみる。 「ぱちゅりーは何でゆっくりできる?」 「ほんがよめたらゆっくりできるわ!」 そうか、読書でゆっくりできるか。 叶えてやるため、袋を漁る。 差し出す物は広告チラシ。 広告チラシに輝く目。 地面に置いたら飛び付いた。 「むっきゅん、むっきゅん、きょうみぶかいわー!」 嬉しそうに読書をするぱちゅりー。 どんどん地面に放り投げる。 どんどん取ってどんどん読むぱちゅりー。 いきなりぴたりと読書をやめた。 「どうして読書をやめちゃうの?」 「ありすはとっても賢くなったわ!魔導書はいらないよ!」 「駄目だよぱちゅりー、話が違う。読書はゆっくりできるでしょ?」 地面のチラシをかき集め、 転がるぱちゅりーにチラシを見せつけ飛ばして読んだ漢字について突っ込んだ。 「ゆべべべべ!!」 頭がショートし目を逸らすぱちゅりー。 逸らされたら無理やり戻す。 逸らした先にチラシを先回り。 あっちを向いたらあっちに向ける。 こっちを向いたらこっちに向ける。 ぐるぐるその場で逃げ惑う。 最後にうえっと嗚咽を漏らして、 とうとう吐いて動かなくなった。 口からクリームが止まらない。 焦点の定まらない目が虚ろに彷徨う。 「もっどゆっぐりじだがっだ・・・」 ぱちゅりーは呟いて永遠にゆっくりした。 駄目だ、こいつでさえゆっくりできない。 次を探して森を進んだ。 それから沢山ゆっくりを見つけた。 僕は全部に話しかける。 それでも全部が微妙なんだ。 虐待してもそれなりーな顔だろう。 まずは挨拶。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!!」 相手を見据えて大きな挨拶。 元気はなかなか良いんだけどね。 「殺すから覚悟をしてね!逃げても無駄だよ!」 ダッシュで逃げられご機嫌斜め。 歩いて距離を詰め直す。 「ゆぎゃあ!!こっちにこないでねぇ!?」 「ゆっくりを殺せばゆっくりできるよ!」 そうだ、ゆっくり殺しはゆっくりできる。 殺すために、袋を漁る。 取り出す物はごついハンマー。 ごついハンマーに輝く目。 ゆっくりに投げたらぶつかった。 「よっしゃ、うっしゃ、当たったぜー!」 嬉しそうにポーズを決める僕。 どんどん相手に放り投げる。 どんどん投げてどんどんへこむゆっくり。 いきなりぴたりと投げるのをやめる。 「ゆ、やべでぐれるの・・・?」 「なんだか飽きちゃった・・・お前は殺すよ・・・」 「やべてねぇぇぇ!!おにいざん!!ゆっぐりでぎないよぉぉぉ!!」 地面のハンマーをかき集め、 涙を流すゆっくりに集めたハンマーを突っ込んだ。 「ゆぼぼぼぼ!!」 下敷きになって潰れたゆっくり。 潰れたゆっくりを見て溜息が出る。 かつての虐殺を振り返る。 暴行、火焼き、水攻め、言葉攻め、 その他試したあの頃が一番楽しかった。 いつからだろう、普通のやり方じゃゆっくりできなくなったのは。 前はあんなにゆっくりできたのに。 デジャブがゆっくりの邪魔をする。 とぼとぼ切り株まで歩いて、 腰を下ろすと再びはぁーっと溜息を漏らす。 「もっとゆっくりしたかった・・・」 僕は呟き立ち上がる。 駄目だ、やっぱりゆっくりできない。 次を諦め森を出た。 あとがき どう見て(ry もっとゆっくりを殺してすっきりしたいのにネタが出ない自分の独白です。 ストーリーが思いつく人は本当に凄いと思う。 最後までお付き合い下さりありがとうございました。 前作 ふたば系ゆっくりいじめ 140 おまえはなにもわかっちゃいない ふたば系ゆっくりいじめ 143 おまえはなにもわかっちゃくれない ふたば系ゆっくりいじめ 144 ぼくはぼくをわかっちゃいない ふたば系ゆっくりいじめ 175 やめられない虐殺 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 有り余るほどの美ゆっくりをどうやって準備したwww!? (っていうか、美ゆっくりの基準は人間じゃ判らなくね?) -- 2018-03-15 17 47 56 どんな好きな事(=ゆっくりできる事)も、そのうち飽きる。 芋粥ってオチなんだろ。 -- 2014-04-11 12 17 24 交尾の途中で声かけたのにワロタw -- 2012-07-19 08 04 38 ゆっくりじゃ満足できなくなったってこと?隔離した方がいいんじゃ・・・ -- 2011-09-26 08 01 08 ぱちゅりーのくせに「ありすはとっても賢くなったわ!魔導書はいらないよ!」って言ってて吹いたw -- 2010-12-25 22 04 11 鬱になる -- 2010-12-13 00 46 38 リズム感があって引き込まれました。 どうしたらこういう文章が書けるんだろう・・・ -- 2010-06-14 19 09 53 ↑鬼意山の最後の台詞を見ろよ… -- 2010-04-30 18 14 00 論破系は好きだけど、このお兄さんはただの馬鹿じゃね? 「ゆっくりするならずっとし続けろ」としたくせに最後自分は虐待はゆっくりできるけどずっと続けられない☆というのはゆっくりと一緒・・・ -- 2010-02-25 16 29 12
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オカルト板 滝川高での被害者に1000羽鶴を捧げるスレ http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/occult/1191247883 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【2000羽目】 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/occult/1192635783 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【3000羽目】 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/occult/1193957646 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【4000羽目】 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【5000羽目】 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【6000羽目】 心と宗教板 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【7000羽目】 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【8000羽目】 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【9000羽目】 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【10000羽目】 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【10000羽目】(実質11スレ目) 【滝川高校】被害者に鶴を捧げるスレ【11000羽目】 ニュース議論板 【いじめ】[神戸・高3自殺]総合スレッド part01【後の祭】 【いじめ】[神戸・高3自殺]総合スレッド part02【後の祭】 最悪板 【神戸】滝川高校イジメ自殺事件【弁当箱】 【神戸】滝川高校イジメ自殺事件【弁当箱】★2 【神戸】滝川高校3年自殺・恐喝事件のゴミ野郎 【神戸】滝川高校3年自殺・恐喝事件のゴミ野郎★2 【神戸】滝川高校3年自殺・恐喝事件のゴミ野郎★3 【神戸】滝川高校3年自殺・恐喝事件のゴミ野郎★4 .
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体 9KB ※2作目です ※相も変わらずとんでもSSです ※一部のゆっくりがご都合主義的に中途半端に賢い気もするけどキニシナーイ ※俺設定注意(というか作品の為の俺設定どころか俺設定の為の作品です) ※虐待描写あっさりです ※糞味噌 要 注 意!!!! ※どうしてこうなった! 体 「むきゅー!にんげんさんとゆっくりでどうちがうのよー!?」 山のゆっくりプレイス。そこに住んでいる長ぱちゅりーは人間からの被害に頭を悩ませていた。 野菜を採取しようとすればすかさず現れ仲間を叩き潰す。通行料を要求すれば踏み潰す。赤ん坊を見せて対価を求めればその赤ん坊食べるか握り潰す。etc… これら傍若無人な振る舞いに怒りを覚えるが、いかんせん人間は強すぎる。ドス級でなければどうしようもない上に複数ならドスすら危うい。 しかし、だからといって諦めるわけにもいかない。故に3日間家にこもり人間に勝つ方法について考察していたのだが……。 「ゆっくりだってむしさんにかてる。ぷくーをすればいぬさんもうかつにおそってこない。なのにどうしてにんげんさんにはかてないのぉー!!」 所詮森の賢者(笑)。この程度である。 しかし、仮にも長に抜擢される程である。ここから先が普通のぱちゅりーとは違った。じゃあ今までが何かの間違いだった、と普通の賢者(笑)が考えるところで、 じゃあなぜそんなに強いのかという逆転の発想で対策を練り始めた。 「にんげんさんはちぇんよりあしもはやいしまりさよりちからもつよいわ。みょんよりえだをきようにふるし、ありすよりぺにぺにがおおきい。 れいむよりあらゆるてんでまさっているのはいうまでもない…ってことはつまりぱちゅりーのずのういがいみんなゆっくりよりもうえだというの!?」 長ぱちゅりーは驚愕した。頭脳に特化したぱちゅりー種以外のゆっくりは、どんな種だって身体能力の一部は他の種より優れている。なのに人間は自分の種族以外の すべてのゆっくりの長所よりも勝っているのだ。こうやって改めて深く考えなければ気付かないのかよ、とか人間様より頭が良いつもりなのかよ、とツッコミどころ 満載ではあるが、ゆっくりでこの境地に辿り着いたのは驚きに値する。 「い、いえ。それだけじゃないわ。どうつきのれみりゃやふらんだってにんげんさんからはにげるともきくし、なにより『おようふく』という『まぐ』をみにつけて からだをまもっていると……!!!!!!!!!!」 そこまで言って長ぱちゅりーは人間とゆっくりとの決定的な違い、そして勝利の可能性をついに発見した。 「むきゃ。むきゃきゃ。どうしていままできづかなかったのかしら!そうよそれよ!これでにんげんさんのてんかもここでおわりよ!むきゃきゃきゃきゃきゃきゃ」 2日後。 「ゆゆーん!さすがおさだね!」 「さすがのまりささまもおさにはかなわないぜ!」 「あまりにもとかいはすぎてありすがいなかものにおもえてくるわ!くやしい!でも(ry」 「むきゅ。あれこそがぱちゅりーのきわみなのね。でもいつかかならずそこへいたってみせるわ!」 「わかるよー。おさにいっしょうついていくよー。」 「こかんの!てんぽうざん!」 30匹のゆっくりの集団が街へと向かっていた。そうあの長ぱちゅりーの群れのゆっくりたちである。あの後、長ぱちゅりーはさらに1日かけて人間の攻略法を練り、 そして今朝、自分の群れにそれを伝えて街への進軍を宣言したのだった。 (むきゅきゅ。そうよ。ぱちゅりーはてんさいなのよ。これでにんげんさんに…ゆっくりのおそろしさを!じぶんたちのうぬぼれを!そしてどすのあじわった くるしみをおもいしらせてやれるわ!) かつて長ぱちゅりーが子ゆっくりであった頃、年老いたドスの群れに所属していた。しかし、群れの一匹のゆっくりが人間の子供に怪我を負わせたという理由で 近辺の他の群れごと全滅させられた(ちなみに膝をすりむいた程度である)。元々ドスは群れの低脳ぶりに呆れており、人間の子供に勝ったと自分の群れの ゆっくりが武勇伝を語っていたのを聞いて、報復を受ける前にさっさと逃げていた。 その時、側近であった長ぱちゅりーの両親を家族ごと自分の帽子に入れて逃げたため長ぱちゅりーも生き延びたのであった。 しかし、長距離の移動の負担に老体が耐えられず、数日後にドスは死んでしまった。ドスは最期に、 人間の報復意識の高さ 人間の同じ群れへの防御意識の高さ 特に子供への意識の高さ を徹底的に長ぱちゅりーの家族に教え込み、そして逝った。 長ぱちゅりーは子供ながらにこのドスへ尊敬の念を抱いていた。このことがきっかけとなり、ドスの死因を作った人間へ深い憎しみを抱くようになった。 そして人間に勝つことが自分のドスから遺された使命だと思うようになった。…ドスの『人間に関わるな』という想いを理解することなく。 このような経緯から、人間と戦うために『自身の長所を伸ばす努力』というゆっくりにあるまじきことを行った。そのおかげでゆっくりにしては高い思考能力 を身に付け、純粋に能力と功績を買われて長として君臨したのであった。 そしてその憎しみに加えて仲間を未来の人間の恐怖から守るという使命感でより一層燃えていた。 ……話は元に戻り現代。 長ぱちゅりー一向はついに人間の街に辿り着いた。 「むきゅ!じゃあさくせんかいしよ!ひょうてきいがいにはこうげきしてめをつけられちゃだめよ!さんっ!」 そう言うとゆっくりたちは1種族ずつ計6匹の混成部隊5つに別れ、長ぱちゅりーが言う『標的』を求めて街の中へと走って行った。 ある部隊は銭湯に辿り着いた。 昨今銭湯など流行らず、せいぜい昔ながらの常連や安アパート住まいの学生ぐらいしかこないため、番台のおばあさんは暇でうとうとしていた。そのため ゆっくりが中に入ってしまっても気づかなかった。 「ねえまりさ、ここにひょーてきがいるのかな?」 「わからないからこうしてさがしているんだぜ!そうさのきほんはあんよなんだぜ!」 そう言うとゆっくりのご都合パワーで引き戸を開け、浴場へと入ってしまった。 「うおっ!?ゆっくりが何で入ってきてんだ?」 「まあそう邪見にすんなよ。この銭湯にくるなんてなかなか通のゆっくりじゃねーか」 「ゆゆっ!はだかのおじさんがいるわ!いなかものね!」 「ほーけーい!たーんしょう!」 「「何だとてめええええええ!」」 中にいた青年達(以下包茎鬼意山、短小鬼意山)はたまたま大学が休校だったため昼から風呂にきて独占状態を楽しんでいた。そこへゆっくりが乱入してきたため、 気分を害されて怒り狂った。……決して包茎だからでも短小だからでもない。そして早速包茎鬼意山はみょんを叩き潰し、短小鬼意山はありすを踏み潰した。 「「あでぃずー!びょんー!」」 「どぼじでごんなごどずるのー!?でいぶだぢなにもじでないでじょー!?」 「みんなゆっくりしないではやくにげるんだぜ!」 「「にがすかあああああ」」 包茎鬼意山はれいむををまりさにぶつけ、その勢いでぱちゅりーも一緒に吹っ飛ばした。一方短小鬼意山はちぇんを捕まえ、耳な尻尾などのパーツを引き千切って いた。そしてその怒りを、ゆっくりを湯に沈めたりタイルに顔面をこすりつけたりして解消した。 またある部隊は公園に来ていた。この公園はウフフで有名なスポットであり、茂みの奥では真昼間から盛っているカップルがいた。 「修理工鬼意山…僕もう股間のフジヤマがボルケイノしそうだよ!」 「おいおい予備校鬼意山、始めたばったりだろ?しょうがねえな。サブタイレニアンサンしてやるからしっかり奥まで挿しな。その後は俺の股間のミニ八卦炉を マスタースパークさせてもら…ウッ」 「「マリアリ砲!!!」」 ……ウフフとは何も男女だけではないようである。しかし不運にもゆっくり部隊はそうとは知らずに近づいてしまった。 「わかるよー。にんげんさんがすっきりしてるよー」 「えべれすと!まりわな!」 「みょんのいうとおり、ようすをみてみましょう。わたしたちのひょうてきになりうるわ!」 「……ん?修理工鬼意山、ゆっくりがエネミーマーカーしてますよ。なんだかオンバシラがよけいエクスパンデッドしそうです」 「ああ。実は俺、ゆっくりでもかまわず喰っちまう人間なんだ。そうだいいこと思いついた。予備校鬼意山、ゆっくりの中で不夜城レッドしてみろよ気持ちいいぜ」 「修理工鬼意山がそう言うなら…もうグングニルが不夜城レッドしちゃいますよ! 」 2人のお兄さんは幻想風靡のごとく近づき、あっという間にゆっくりたちを捕まえた。予備校鬼意山は足で2匹おさえ、1匹手に持ちHENTAIを楽しんだが、 修理工鬼意山は1匹足で確保すると同時になんと二刀流でHENTAIし始めた。そしてそれはゆっくりの体内の餡やクリームが鬼意山達の厄に置き換わるまで続いた。 残りの2部隊も様々な理由で壊滅し、残るは長ぱちゅりーの部隊のみとなった。そうとは露知らず、長は自分たちの標的を探していたが、夕方になっても結局 見つからなかった。しかしゆっくりの神は彼女らを見捨てなかった。長ぱちゅりーは知らないうちに近くまで来ていた。自分たちの標的がいる……小学校に。 「な、なんなのこれは……」 しげみにかくれていたら、おおきなにんげんさんが『がっこう』といっていた。つまりあのきょだいなどうくつはにんげんさんのがっこう、つまりおちびちゃんが いるにちがいない。そうおもっておもいきってかべさんのすきまからはいっていたら… 「どういうことなの…?」 「なんでにんげんさんのおちびちゃんが…」 「「「「「「こどもなのにみんなどうつきなのおおおおお!?」」」」」」 数日前、長ぱちゅりーはこう考えた ―――い、いえ。それだけじゃないわ。「どうつき」のれみりゃやふらんだってにんげんさんからはにげるともきくし、なにより『おようふく』という『まぐ』を みにつけて「からだ」をまもっていると……!!!!!!!!!!――― ゆっくりれみりゃやふらんは幼年期は胴なしで過ごす。そして成長し、なおかつ栄養が十分あればと戦闘能力が数倍に跳ね上がる胴付きになる。つまり、 1.人間の子供ならまだ胴なしだから弱いはず 2.人間は子供に弱いからそれを人質にすれば下手に出るしかない 3.そのまま支配する というやっぱり森の賢者(笑)な結論に至ってしまったのだった。 まだ洋服という魔具に守られているから強いという発想なら少しは人間に被害を与えたかもしれない。しかし、れみりゃ達と人間を同列に考えてしまった時点で この作戦は最初から失敗が確定していた。 銭湯で裸の人間がいても標的として認識しなかったのは、「胴なしにんげん」を探していたから。 公園で様子見をしていたのは、すっきりして人間の額から「胴なしにんげん」が生えてきてから襲うつもりだったから。 呆然とする長ぱちゅりー部隊に低学年の男の子たちが気づいた。胴なしゆっくりである彼女らに6~7歳児に対抗できる能力は……ない。 【あとがき】 ゆっくりが人間を頭の大きさだけで強さを判断するって設定よく見かけません? でも胴付きゆっくりがいるんだから逆に胴で敵の危険度をランク付けする設定もあっていいんじゃないかなーと思って書いてみました。 胴付き(服を着ている)れみりゃ達を例に上げたり服を『』付けしたりして「服を着ているから人間は強靭と長ぱちゅりーは考えた」 ってミスリードを狙ったんですが…うまくいきましたか? 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 310 仏 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 胴無し人間怖い -- 2016-01-21 19 28 20 なるほどなーw -- 2011-10-08 23 00 36 うめえwww -- 2011-06-04 06 21 33 しっかりミスリードされたよ!無能な賢者(笑)はさっさと滅んでね! -- 2010-07-19 19 39 08 けんじゃ(笑) おお、すごいすごい -- 2010-06-22 00 53 22 さすが、森賢クオリティ -- 2010-06-21 13 34 29
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野良ゆっくりがやってきた 42KB ギャグ 飼いゆ 現代 絵師いぢり 微エロ ・餡子ンペ出展『群れ/ハーレム』です。 拡大解釈でがんばってみました。 ・クリスマス&年越しのめでたい雰囲気を狙って 徹底した絵師いぢりを敢行。 『野良ゆっくりがやってきた』 D.O 「ちゅっきり!」 「ゆびぇ・・・じゅっぎり」 「みゃみゃー!もっとしゅっきりしちゃいわー!」 「それじゃあつぎは、あのまりさたちに、とかいはのあいをあげましょうね!」 「「「しゅっきりー!!」」」 「・・・はぁ。いつもどおりのぺにありすか。ネタ切れだなぁ。」 活きのいい野良ゆっくりがいたので観察していたのだが、どうやら時間の無駄だったようだ。 ちなみにぺにありす(ぺにぺに非収納型レイパー)と言えば、この虹浦市内では野良ゆっくり達によって、 殲滅対象になっているレイパーだったりする。 最近では市内で会うことも少なくなったので、それなりに希少とは言えるのだが・・・。 まあ、所詮はレイパーありす、一般的にみればさほど珍しいものでもない。 「今日もネタは見つかんなかったなぁ・・・・・・帰ろっか。」 私の名前は、嘆木 晶。 名前だけではわからないかも知れないが、一応私は女性だ。 ・・・年齢については伏せておこうか。 その方が夢が広がっていい。 ちなみに、私がなんで野良ゆっくりを観察しているかというと、仕事のためである。 私のペンネーム『嘆木 夏彦』と言えば、これでも世間では知らぬもののいない人気小説家だったりするのだ。 2年ほど前に書いた作品『ゆっくりの匣』に至っては、アニメ化、映画化もされており、気鋭の若手として注目されている。 この作品は、私の尊敬する大御所作家、M田一美様にも、 『・・・あんたの小説?そんなのより、私のこと行き遅れとか年増とか、どうなってんのよ。 見なさいよ、この桜色の○×△、どうみても少女臭しかしないでしょお!!大体あんた、私の絵柄だってどう見ても20代・・・』 などと、雑誌上で対談した際に絶賛され、私の代表作として世間では位置づけられている。 ・・・たまたま思いついたゆっくりギャグを書いて、女性下着をかぶった変態編集に投げといただけの代物だったなんて、いまさら言えないけど。 ま、そんなわけで最近私の書いている小説は、予想がつくとは思われるが、『ゆっくり』を題材にしている。 同シリーズも『ゆっくりの夏』『ゆっくりの骨』『ゆっくりの檻』と合わせて4作目、 そろそろ妄想レイパーネタだけではマンネリなわけで、 今も必死になってゆっくりの観察を続けては、ネタ探しをしているところなのだが・・・ 「まあ、そんな簡単に面白いネタなんて見つかんないよなぁ。」 ネタなんてものは、探している時に限って見つからないものである。 今日も不作のまま小学生が下校する時刻となり、私も家に帰ることにした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 我が家は、私の他にはペットのゆっくり2匹しか住んでいないこともあり、 2階建て7LDKの慎ましい木造住宅である。 ゆっくり小説家のたしなみとして、ゆうかりんも近々飼いたいと思っているので、 庭だけは小学校のプール3つ分程度、申し訳程度に確保しているが。 いずれはもう5~6匹は賢いゆっくりを飼って、温かい家庭の気分を味わいたいものだ。 ・・・ちなみに人付き合いがめんどいだけで、親が死んだとか男嫌いとか、そういう重い背景はない。 「ただーいまー・・・うわっ!な、なんなのこれぇっ!!」 そんな、慣れ親しんだ我が家に帰ってみると、普段はあり得ない衝撃的な光景が目に飛び込んできた。 書斎兼コスプレルームとして使っている一階の和室内が、台風でも飛び込んできたかのように荒らされていたのだ。 本棚に並べられた薄く高価な成人向け書籍(あくまでも創作用資料)の数々は無残に引きずり出され、 タンス最下段の人様にはとても見せられない洋服の数々も、あたり一面にぶちまけられている。 畳の上には泥土がばら撒かれ、ちゃぶ台の上に置いてあった饅頭や煎餅も食い散らかしてあった。 きれい好きの同居ゆっくり達がいる我が家で、この惨状は明らかに尋常ではない。 「なになに、なんなのよぉ。・・・泥棒!?えーき様!!ありすー!!」 もしも泥棒だとしたら、物はともかく我が家の大事な家族達が危険な目にあったかもしれない! 後で思い返してみれば、ホントに泥棒が入っているとしたら、私も大変危険な状況だったのだが、 落ち着きを失っていた私は、とにかく2匹の安否を確認するため、2匹の寝室のある2階に駆け上がったのであった。 20畳ほどあるゆっくりの寝室に駆け上がってみると、我が家の飼いゆっくり、 えーき様とありすは、2匹ともそれぞれの専用ベッドですーやすーやとお昼寝中だった。 「ああ、良かった。」 「ゆぅ・・・くろ~。」 「あ、起こしちゃった?ごめんね、えーき様。」 「しろっ!」 「ゆふぅ~ん。ありすにおめざめのちゅっちゅして~。」 「寝てなさい。」 「おねーざぁん、ありすとのとかいはなあいは、もうさめちゃったのぉぉお!? あのもえあがるような、あついよるをわすれちゃったのぉぉぉおお!!」 「そんな事実は無い。キモくてウザいわ。」 「ひどいわぁぁぁああ!!とがいはじゃないぃぃぃぃ!!」 ありすの方はまた症状が悪化してきたようだが、とりあえず何事もなかったようだ。 とにかくは一安心なわけだが、2匹の無事を確認して落ち着いてくると、ふと疑問が湧いてきた。 「ねえ、えーき様、ありす。お昼寝中に一階でゆっくり出来ない音とかしなかった?」 「むほぉ・・・ごめんなさい。おひるねしててわからないわ。」 「くろ~。」 もとよりこの2匹に防犯など期待していないわけで、むしろ不用意に出て行かなかっただけ、ありがたかったくらいだが。 何が問題かというと、一階に比べ、二階は被害が無すぎる点だ。 それに、一階の被害にしても、泥棒に荒らされたというよりは、動物が入って・・・・・・! ひょっとするとウチにもついに噂のアレが・・・ネタが転がり込んできた!? 「えーき様、ありす。一階に誰かが入って来てるみたいなの。」 「むほ?おきゃくさま?じゃあおちゃをおだし・・・」 「泥棒さんかも。」 「そんなのとかいはじゃないぃぃぃいいいい!!!」 「くろっ!!くろっ!!」 「とにかく一階を見回る必要があるのよ。だから、いつも通りゆンペリアルクロスの陣形でいくわね。」 「ゆっくりりかいしたわ!!」「しろっ!!」 おそらく私の勘は正しいのだが、用心に越したことはない。 こうして私たちは、防御力の高いありすを前衛、私とえーき様を後衛にして、一階の探索へと向かったのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ここで我が家の飼いゆっくり達を紹介しておこう。 まずはえーき様。 半年ほど前の明け方、私が庭で一人、裸エプロンメイドのコスプレ撮影会を楽しんでいたとき、 お腹を空かして庭に迷い込んできたのが出会いだった。 彼女は類まれな感性を持ったゆっくりで、私の新作衣装デザインを見せると、 『しろっ!』『くろっ!』と、イケるデザインか白黒はっきりつけてくれる。 『しろ』と『くろ』しか言葉を話せないとはいえ、ネットとイベント以外では唯一私と趣味を共有してくれる、かけがえのない存在だ。 一方ありすは、彼女が赤ゆっくりの頃からの付き合いである。 購入したのもゆっくりショップではなく、 流行っていたので購入した、『スッパイ赤ゆにご用心!』とかいう変わり種お菓子としてだった。 完全に気まぐれで育て始めたのだが、思いのほか世話焼きで優秀、 ぺにぺにを器用に使って家電製品を操り、炊事洗濯なんでもこなす、私よりよほど優秀な主婦になってしまった。 ただ、最近はTV、特に昼ドラやら韓流ドラマに夢中なご様子で、影響を受けすぎて時々言動がおかしくなる。 こんな頼りになる2匹を連れて一階に戻ってみると、先ほどまでは聞き逃していた物音や話し声が聞こえてきた。 「むーちゃむーちゃ!ちあわちぇー!!」 「ここはとってもゆっくりできるね!」 「ゆっくち!ゆっくち!」 「ゆーん、そうだよ!ここをれいむたちのおうちにしようね!」 「やっちゃあ!れいみゅも、とってもきにいっちゃよ!」 ・・・・・・。 部屋には、成体れいむ一匹と、その子供であろう赤れいむが一匹いた。 お菓子をむさぼり食う2匹は、比較的清潔にしてるようではあるが、明らかに野良。 存分に腹ごしらえをしたらしく、母れいむはともかく、 赤れいむはとぐろを巻いた蛇のようなキモチワルイ体型になっている。 そんな2匹が今まさに、巷で話題の『おうち宣言』をしようとしているところであった。 「ここはれいむたちのおうちだよ!ゆっくりしてい・・・」 「むほぉ!!なにいってるのぉぉおお!ここはありすとおねーさんだけの、あいのすなのよぉぉおおお!!」 「「ゆゆっ!!」」 危なかったが、タッチの差でれいむ親子のおうち宣言を失敗させることに成功した。 ・・・まあよく見てみると、部屋に置いてあった円筒形ゴミ箱を横倒しにして、 親子ですっぽり中に入って宣言していたので、どうもそこをおうちにしようとしていたようだが。 うーん、ま、どっちにしても迷惑ではあったからいいか。 「くろっ!くろっ!くろーっ!!」 「ごめんなざい・・・ありすがいなかものだったわぁ・・・」 ちなみにありすは今、とっさに出た叫びの中とはいえ、家族の中で除け者にしてしまったえーき様に説教を食らっている。 なので、野良の相手は私の仕事だ。 さてさて、家を荒らされた分程度には面白いネタを提供してくれたらいいんだけど。 「ねえ、れいむ。わかってると思うけど、ここは私達のおうちなの。・・・そのゴミ箱もね。」 「ゆぅぅ、ゆっくりりかいしたよ。」 「大体、どっから入って・・・ああ~窓割ったのね。結構高いのに。」 「ゆゆっ!ちがうよ!とうめいなかべさんは、しらないにんげんさんがわったんだよ! れいむたちはそこからはいっただけだよ!」 「うーん・・・まさか本当に泥棒も入ったのかしら。おちびちゃんの方は何か見なかった?」 「しらないにんげんしゃんが、いししゃんをつかってわっちゃんだよ。」 「正直に言ってくれたらあまあまあげるから。」 「みゃみゃがわっちゃよ!」 5秒後、母れいむの顔面には、私の手のひらの跡がくっきりとついていた。 「嘘つきは嫌いよ。」 「ごべんだざい・・・」 「まったく、窓のこんな低い場所を割る人間なんていないわよ。それにお菓子だって食い散らかして。」 「ゆゆっ!!」 何か一瞬考える表情をした母れいむは、カーテンに近づくと、 食べカスだらけのお口の周りをごーしごーしと拭き、 さらに赤れいむのお口の周りをぺーろぺーろときれいにする。 やがて母れいむはうんうん、とうなずくと、眉をキリッと引き締めてから一言。 「ゆっ!れいむたちはあまあまなんてたべてないよ!」 10秒後、母れいむの顔面の中央には、私の拳大のくぼみが出来ていた。 「次嘘ついたら穴があくから。」 「もう、うぞづぎまぜん・・・。」 どうやら人間との力関係を理解しているだけ、マシといえばマシではあるが、 その餡子脳を嘘でごまかす方向に使うのは気に入らない。 ちょっとお仕置きが必要かも。 「まったく、どうやって償ってくれるのかしら。それともお仕置きしてあげようか?」 「ゆぴぃぃぃ!おしおきしゃんはゆっくちできにゃいぃぃぃ!!」 「ゆぅうう・・・そうだよ!だいじょうぶだよ!おわびにれいむたちが、とってもゆっくりさせてあげるよ!」 「ふむふむ、何かくれるの?」 「れいむたちをかいゆっくりにしてね!!とってもゆっくりできるよ!!」 「やだ。」 「・・・・どぼ・・・ぢで・・・?」 「え?だってそれ、全然ゆっくり出来ないし。」 「ゆ・・・ゆ?だって、かいゆっくりになったら・・・れいむたちが、とってもゆっくりできるよ・・・・ゆ・・?」 「えーと・・・それがどうして、私をゆっくりさせてくれることに?」 「ゆ・・・ゆ・・・・?」 れいむ親子は、心底不思議そうにお互い顔を見合わせたり、首をかしげて見たりしている。 うーん。 ああ、あれだろうか。 こんな可愛いれいむ達がゆっくりしてるところを見れたら、 人間さんもとってもゆっくり出来るね! とか。 あらためてこの親子の瞳を見ると、その瞳がとても澄みきった美しい物であることに気付いた。 純粋で汚れを知らず、知性などという不純物の欠片も映らない、美しい瞳だ。 そうだ。きっと、このれいむ親子は、自分達が美しく、とてもゆっくりした存在であることに、 全く疑いを持っていないのだろう。 多くの一般的な人間から見れば、ひたすら自分勝手で自惚れた、不快な汚物に映るかもしれない。 しかし、このゆっくり達に悪意や醜悪な思惑があった上での言動でないことは、 多くのゆっくりを見てきた私にはわかる。 なんだか、このれいむ親子が急に可愛らしく見えてきた。 野良といえば、えーき様だって元野良だ。 それに、飼ってやろうと思えば、ウチには十分すぎる余裕がある。 とはいえ、やはり簡単に野良を拾うというのも・・・うーん。 「ゆぅぅ・・・。ゆゆっ!わかったよ、おねーさん。」 「うーん・・・、うん?何が?」 「ゆふん。おねーさんもすきだねぇ。ゆふ~ん。」 何を思ったか、れいむが突然こちらにあんよ、というかあにゃるとまむまむを向けた。 「ちょっとだけなら、あじみしてもいいんだよぉ~。」 ・・・・・・・・・。 「醜悪!!」 ぶすりっ!! 「ゆっ・・!ゆぎゃぁぁぁああああ!!!」 「あ、やりすぎた。」 一瞬本気で頭にきたせいで、母れいむにうっかり手加減抜きで貫手を食らわしてしまった。 母れいむの腹に私の左手が手首まで突き刺さっている。 「れいむのゆっくりしたまむまむがぁぁぁああああ!!!」 訂正。れいむのまむまむに突き刺さっている。 「ゆぁぁぁああ!!いじゃいぃぃぃいいい!ぬいでぇぇぇええええ!!!」 「ああ、ごめん、ちょっと本気になっちゃって・・・えい!」 ずぼっ! 手を引き抜いても、餡子がボロボロ出てくることはなかったので、どうやら裂けたりはしていないようだ。 「ゆぁぁぁ。れいむのまむまむ・・・」 「わぁ、くぱぁってしてる・・・ごめんね。」 「れいむのばーじんが・・・もうおよめにいげなぃ・・・」 「ホントごめん。そんなつもりじゃなかったのよ。」 「でいぶ、だいずぎなまりさのために、だいじにどっでだのにぃ・・・」 「そうだったの・・・わるいことしたわ。」 ゆっくりは貞操観念というか、そういう点はえらく人間に近い感覚を持っていると聞く。 私の一時的な激情で大切なヴァージンを奪ってしまったとなると、いくら野良とはいえ、申し訳なさを感じてしまう。 「ゆぅ、ほんとにごめんっておもってる?」 「思ってる、思ってる。・・・ゴメン。」 「・・・じゃあ、れいむたちをかってよぉ。」 「そんなこと言っても・・・」 「ゆぁぉあぁああん!!やっばりごめんっでおもっでないぃぃぃいいい!!」 「うーん。なんか責任感じちゃうなぁ。・・・わかったわよぉ。悪さしないって言うなら、飼ってあげても・・・」 「ゆわーい!!みゃみゃ~やっちゃね!!」 「・・・・・・ママ?」 それから5分、私は仰向けにした母れいむに馬乗りになって、顔面に拳を叩きこみ続けている。 「嘘はっ!ダメってっ!言ってっ!るっ!でしょっ!」 ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ! 「やべっ!ごべ!な!ざい!ゆべっ!べぁ!」 「ゆあーん。みゃみゃをいじめにゃいでー。」 「おねーさん!やめてあげてぇぇぇ!そんなおねーさん、とかいはじゃないわぁぁああ!!」 「くろーっ!くろーっ!」 「ごべんだざい・・・」 「まったく。さっきから嘘ばっかり!私だから生きてるけど、普通ならとっくにゴミ箱行きよ!」 「ごべんね、おねえさん・・・。でぼ、れいむはどうじでも、おねえさんのがいゆっぐりになりたがっだんだよ・・・。」 「ふーん。まあ、野良なら当然だと思うけど。・・・私?なんで私の?」 これまでの態度からして、ウチに侵入したのは、全くの偶然だと思ってたけど。 「そうだよ。れいむは、まえはとってもゆっくりしたまりさといっしょにくらしてたんだよ・・・でぼ、でぼぉぉぉおお!!」 「落ち着いて。ゆっくり話して。」 「まりさは、とってもかりがじょうずで・・・おちびちゃんもうばれで・・・でぼぉ・・・。」 さっきまでは、いかにもゆっくりらしい、ふてぶてしい表情をしていた母れいむ。 しかし、今目の前にいるゆっくりは、雨にぬれた小鳥のような弱弱しさと疲労しかうつらない。 いつしか、えーき様も、ありすも、赤れいむも、母れいむの苦悩に満ちたゆん生の物語に、真剣に耳を傾け始めていた。 母れいむは話し方が下手で、時系列が行ったり来たり、同じことを繰り返してお話していたが、要約すると以下のような内容だった。 れいむは、元々とある森のゆっくりとした群れで、長まりさとつがいのれいむの子供として生まれた。 しかし、群れのゆっくりプレイスは、ある日突然現れた人間さんによって奪われる。 木は切り倒され、泉は埋められ、土地も家も全てを失う中、長まりさと戦士達は必死で人間さんに立ち向かった。 しかし、人間さんは強く、人数でも群れの戦士達を上回っており、長まりさを含め、全ての戦士達は滅ぼされた。 長まりさは、最後の戦いに赴く前に、れいむにこう言って別れを告げた。 『おとーさん、ちょっととおくに、おしごとにいくからね。おちびちゃんは、おかーさんとたくさん、ゆっくりしていってね』 群れの母ゆっくり達は、人間さんに対抗することの不毛さを学び、思い思いにその地を去って行った。 ある者は森の奥へ、ある者は近隣の町へ、ある者は、はるか遠くの地へとあるであろう、真のゆっくりプレイスへ。 れいむは、自分の母れいむを含めた小さな集団に同行して、この町までやってきた。 しかし、ついに心労から体を壊した母れいむは、あんよを動かすことが出来なくなってしまう。 同行していた集団は、この地はゆっくり出来ないと言い、母れいむをおいて旅を続けると言う。 しかし、母を身捨てることが出来ないれいむは、一緒にこの町に残って生きることを選んだ。 町は厳しい。 食料もほとんどなく、おうちとなるような場所には先住ゆっくりや野良猫達がいた。 そのような中で、子ゆっくりにようやくなった程度のれいむは、必死に母を支えて生きる。 しかし、満足な食料も得られない日々が続く中で、母れいむは病を悪化させ、ついに息絶えてしまった。 母の最後の言葉は、『ごめんね。』だった・・・ 孤独な生活の中でれいむは必死に生き続けたが、所詮はさびしがり屋のゆっくり、じきに耐えられなくなってしまう。 そんな中で出会ったのが、のちに赤れいむの父となる、とてもゆっくりしたまりさであった。 狩りの腕に優れ、囲まれさえしなければ20匹以上の通常種とも戦えるほど強かったまりさ。 まりさの温かい瞳に恋したれいむは、かつて両親がいた頃のような、ゆっくりした家庭を取り戻すことができたのだ。 しかし、それも長くは続かなかった。 ある日、まりさが狩りに行っている時、 (おそらく小学生~中学生くらい?の)人間さんがれいむ達の住んでいた木箱を見つけ、襲いかかってきたのだ。 6匹の可愛いおちびちゃんを、お口に入れて必死に逃れようとするれいむ。 しかし、人間さんは圧倒的な力でれいむを捕え、おちびちゃん達を引きずり出すと、れいむの目の前で1匹づつ命を奪っていった。 次女れいむは腹に穴を開けられ、焼いた砂を注ぎ込まれてゆっくりと渇き死んでいった。 5女れいむは油で温めた金属の玉を口からねじ込まれ、餡子を吐くこともできず、体内からあぶり殺された。 3女れいむと4女れいむは、体を金属線でつながれて綱引きを強要された。 背後には水を入れた皿、2匹の間には固形燃料で火の海が作られる。 一方が助かるためには、もう一方を火の海に引きずりこまなければならない。 結局姉妹は、相手を火の海に落とすことを最後まで拒み、火の海にリボンも顔面もじっくりとあぶられて、 泣き叫びながら黒こげになっていった。 長女れいむは、空き缶の上に座らされ、線香花火を何本も何本も咥えさせられた。 線香花火の下には仰向けに寝かされた末っ子れいむ。 長女れいむは線香花火を動かさないよう必死に耐えるが、背中にライターを押しつけられるたび、体を揺らしてしまう。 線香花火が尽きたときには、末っ子れいむは黒く焦げた穴だらけの姿になって、息絶えていた。 5本束ねて火をつけられた線香花火の下で、末っ子れいむが最後に言った言葉は、 『おきゃーしゃん、おにぇーしゃん、ゆっくちちちぇっちぇにぇ。』だった。 そして長女れいむが命を奪われんとしていた時、奇跡が起こった。 悲鳴をあげてれいむと長女れいむを手放す人間さん。 その背後には、木の枝を口にくわえ、必死に人間さんを打ちすえるまりさがいた。 まりさは言った。 『れいむは、いつまでもゆっくりしていってね。』と。 れいむは、一匹だけ生き残ったまりさとの愛の結晶をお口に入れて、必死に逃げのびたのであった。 それから夜になり、れいむがまりさと別れた場所に帰ってみると、そこにはまりさだった何かと5つの小さな饅頭が残されていた。 まりさはあの後人間さん達に捕まり、あにゃるから打ち上げ花火をねじ込まれ、何度も、何度も、何度も体の中を焼かれていったのだ。 最後にはあにゃるの周りが焦げてボロボロに崩れ、眼窩やノドから打ち上げ花火が飛び出しても。何度も。何度も。 だが、かつてまりさだったモノの表情には、それでもわずかに笑顔が浮かんでいた。 それは、体内の火傷のせいで表情がひきつっただけ、あるいはれいむの気のせいだったかもしれない。 しかし、れいむはまりさが最後に安らかに逝ったのだと信じていたようだった。 まりさを失ってから、れいむはしんぐるまざーとして精一杯赤れいむを育ててきた。 しかし、有能で自立した成体ゆっくり達でさえ生きるには過酷な人間の町。 森で生まれた上、狩りに慣れないれいむが、一匹とはいえ赤ゆっくりを育てるのは至難の業だった。 日に日にやつれ、衰えていくれいむ親子。 このまま冬を迎えれば、待っているのは死。 それどころか、冬まで生き延びることすらできるのだろうか。 ・・・そんなある日だった。 れいむが私、お姉さんと出会ったのは。 人間さんに極力出会わないように隠れ住む野良ゆっくり達。 その薄暗く汚い住処のなかに、突然やってきた人間さん。 野良ゆっくり達は、ついに自分達の最後の住処も奪われるのかと絶望した。 しかし、ほんのりと甘い香りをまとい、優しい微笑みを浮かべたお姉さんは、 野良達に声をかけ、談笑し、時にはわずかながら食べ物もくれていた。 遠くからその情景を目の当たりにしたれいむ親子は、身の危険も忘れ、 お姉さんを尾行して、おうちを突き止めた。 危険を顧みず庭に侵入し、おうちの中を覗き込むと、 そこには、2匹の美しいゆっくりとお姉さんが仲良く暮らす、なんともゆっくりした光景があった。 危険も、苦しみも、愛する者を失う恐怖も存在しない世界。 れいむはその夢のような情景を目の当たりにしながら、一つの言葉を思い出した。 ・・・・・・『飼いゆっくり』 ゆっくりしていない人間さん達、その中に稀に生まれるゆっくりした人間さん。 彼らは、ゆっくりと共に暮らし、食事と、安全なおうちと、温かい愛情を与えてくれる。 人間さんと共に暮らすゆっくりを、人間さん達は『飼いゆっくり』と呼び、 誰も傷つけることができない特別な存在として扱う。 ただし、そのゆっくりした人間さんを見分けることは非常に難しく、 上手く行く可能性は極めて低い。 相手を間違えれば、待っているのは確実な『死』。 れいむはこれまで失ってきた、愛するゆっくり達の最後の言葉を思い出した。 『たくさん、ゆっくりしていってね』 『ごめんね』 『おきゃーしゃん、おにぇーしゃん、ゆっくちちちぇっちぇにぇ。』 『れいむは、いつまでもゆっくりしていってね。』 ・・・・・・れいむは、自分が信じたお姉さんに全てを賭けることを決意した。 ・・・私についての描写が非常に美化されている内容ではあったが、心当たりは確かにあった。 小説のネタ発掘のため、野良に対するインタビュー調査をしたことがある。 家にはゆっくりが2匹もいるので、香水やシャンプー、芳香剤の類も、 いつのまにかゆっくりの好みに近い香りのモノを使うようになってしまっていたようだ。 母れいむが今日、勝手に家に侵入し、部屋を荒らしまわったのは確かに悪いことではあったが、 飼いゆっくりとしての教育を受けていない以上、ある意味では仕方のないことだったのかもしれない。 なにより、日頃から見かける、脆く儚く散っていく野良ゆっくり達に、 そのようなドラマがあったことにあらためて気付かされ、私達はいつの間にか大粒の涙を流していた。 「ゆぁぁぁ・・・がわいぞうだわぁぁぁああ。おでえさん、れいむをがっであげでぇぇぇ。」 「しろぉぉぉ・・・しろぉぉぉおおおお!」 「うん、・・・ぐすっ・・わかったわ。れいむ、おちびちゃん。ご両親とまりさの分まで、ここでゆっくりしていってね!」 「おでえざん、ありがどぉぉぉおおお!」 「ゆっくちー!あみゃあみゃ!あみゃあみゃ!」 「ええ、そうね!今日は新しい家族が出来たお祝いに、すっごいごちそうを用意しないとね!」 「ありすもぺにぺにによりをかけて、とかいはなごちそうをつくるわ!」 「しろー!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ゆゆーん、まりさのことよんだー?」 「?」×3 台所の方から声がしたかと思うと、帽子がパンパンになるほどお菓子を詰め込んだ、 野良にしては比較的小奇麗なまりさが一匹ぽよんぽよんと跳ねてきた。 「ぐすっ・・ん、あなた、どこのまりさ?」 「まりさは、れいむのだーりんのまりさだよ!」 「・・・?狩りが得意で、ケンカの強い?」 「ゆふぅ~ん。それほどでもあるよぉ~。」 「むほぉ?えいえんにゆっくりしたんじゃ・・・」 「ゆゆっ!?まりさはかんったんにはやられないよ! れいむとはおさななじみだから、よーくわかってるはずだよ。」 「しろ?しろ~?」 「れいむはまりさとおなじで、こうえんでうまれたんだよ! おとーさんれいむも、おかーさんちぇんも、すっごくげんきだよ。」 「ん~、えーと、このおちびちゃんれいむの妹達は?」 「おちびちゃんはひとりっこだよ!!へんなこといわないでね!ぷんぷん!!」 「・・・・・・・・・。」×3 「れいむー。やさしそうなおねーさんにかってもらうっていってたからきたのに、 このおねーさん、へんなことばっかりいうよ。どうしたの? まりさも、かいゆっくりになって、はやくあまあまさんがたべたいよ!」 「失せろ!!!」「おそらゆべぇっ!!!!!」 れいむはこの日、お空を飛んだ。 我が家の玄関から門まで。 0.3秒ほど。 「ゆゆっ!おねーさん、もうやめてあげてね!れいむがまためいわくかけたなら、ゆっくりあやまるよ!ゆっくりごめんね!!」 「はぁっ!はぁ・・・ふぅ。あなたはいいよ。でも やっぱ飼いゆっくりにはできないわ。」 「ゆぁーん。ゆっくちやくそくしたにょにー。」 「だめだよ、おちびちゃん。むりやりはゆっくりできないよ。おねーさんにもじじょうがあるんだよ。」 「ゆぇぇん・・・ゆっくちりきゃいしちゃよ。」 「むりいってごめんね、おねーさん。まりさたちはゆっくりかえるよ。」 「ゆっくちしゃようにゃら!」 「はいはい、さよなら。」 はあ・・・疲れた。 それにしても、まりさの方は比較的礼儀をわきまえてたなぁ。 ああ言う子なら、ホントに飼ってあげてもよかったのに。 でもあの家族付きじゃあねぇ。 それに謝ってる割には、お帽子の中にちゃっかり我が家のお菓子類を満載して帰っていったし。 野良って一筋縄ではいかないわ。 そんなわけで、いつの間にやら日が暮れた外に野良一家を放りだして、 玄関のドアを閉めると、ありすが私のスカートの中を覗き込むように、 足元にすり寄り、私を見上げながら話しかけてきた。 「ねぇ、あきらさん。あきらさんってばぁ。」 「キモチワルイからおねーさんって呼びなさい。何?ありす。」 「おそとはもうよるだったわ。いくらのらでも、いまおそとにおいだすのは、とかいはじゃないわ・・・。」 「えぇ?でもねぇ。」 「それにおちびちゃんだっていたし・・・。おうちのなかとはいわないから、おにわにでもおいてあげて。」 「えー?でもなぁ。」 ちらりと部屋に目をやると、思いっきり割られた窓ガラスが見える。 「またあんな事されちゃ、たまんないわよ。」 「でもでも・・・おねえさぁん。」 普段は割と素直ではあるが、ありすは時々、妙に食い下がってくることがある。 大抵の場合、赤ゆっくりや子ゆっくりが絡んだ状況でこうなりやすい。 飼いゆっくりは飼い主の望まない子供を作ってはならない。 それは、人間がゆっくりに行う調教の、基本中の基本だ。 私も、別にありすに子供が出来ること自体は悪いと思わないものの、 そこらの野良と勝手にすっきりーしてこられては迷惑なので、やはりすっきりー禁止で通している。 だが、もはや成体となって随分経つありすは、やはり母親への憧れがあるのだろう。 町で赤ゆっくりを見かけるたび、物欲しそうな瞳で、赤ゆを目で追う。 「そうは言ってもねぇ。えーき様ぁ。」 「・・・・・・しろっ!」 「まったく、えーき様まで。みんな甘いわねぇ、ホント。・・・今夜だけだからね。」 「ゆわーい!さすがおねーさん!とってもとかいはだわぁ!」 「しろっ!しろっ!」 結局、私が一番甘いのかもしれないなぁ。 少し時間は経ってしまったが、多分ダメージを負ったれいむを連れてなら、それほど遠くには行っていないだろう。 そう思い、私はえーき様を右手で抱え、ありすをサッカーボールの携帯用ネットに入れて、玄関の扉を開いた。 「ゆっくりできないおねーさんのおうちにうんうんしてあげるんだよ!」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ!う~ん、う~ん!」 「ゆっくりやめてね。そんなことしたらおねーさん、ゆっくりできないよぉ。」 「まりさはゆっくりだまっててね!!」 「でも、おねーさん、まりさたちにあまあまさんくれたよ!おぼうしいっぱいだよ!」 「そんなのしらないよ!あのおねーさんは、れいむにゆっくりできないことをしたんだよ!せいっさいだよ!」 「うんうんしゅるよ!しゅっきりー!!」 野良一家は、まだ玄関の前にいた。 「・・・・・・何してるの?」 「くろっ!!ぐろぉぉ~!!くろぉおお!!くろーーっ!!!」 「ごべんだざい・・・。」 「でいぶわるぐないのに・・・。」 「ゆっくちできにゃい・・・。」 ・・・・・・。 「くろーーー!!くろっ!くろぉ!くろぉおお!!」 「ゆっぐりりがいじばじだ・・・。」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・」 「もっちょ・・・ゆっぐぢ・・・」 あれから6時間。 ついにえーき様の逆鱗に触れた野良一家は、未だに説教地獄から抜け出せないでいる。 私でも一時間耐えられるかというあの苦行だ。 赤れいむに至っては2度ほど永遠にゆっくりしかけたので、オレンジジュースの点滴を打ちながら説教を受け続けている。 「えーき様ぁ。私もう寝るから、その野良達、お仕置き終わったら庭にでも放りだしといてね。」 「しろっ!」 「ほんじゃ、ありす。寝よっか。」 「ゆぅぅぅ・・・これもおちびちゃんのためよね。すっきりおやすみなさい。」 「お休みー。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 翌日。 2階の寝室で目をさましてみると、布団の中、私の股の間にえーき様が潜り込んで寝息を立てていた。 くちゅ・・・・ちゅるっ・・ちゅ、くちゅっ・・・・ 「ふぅ・・ん・・・・んぅ・・ふっ、んぅ・・・」 太ももの付け根、その一番敏感な所でえーき様の柔らかな舌の感触を楽しみながら、 20分ほど1階や庭の物音に耳を傾けていたが、自分の息遣いや濡れた音がうるさすぎるせいか、 昨日の野良一家の声は聞こえない。 出て行ったとは思わないが、昨日の今日では、疲れてみんな寝ているのだろう。 汚してしまったえーき様のほっぺやお口の周りを拭いてあげながら1階に向かうと、 ありすが朝食を作る音と、おいしそうなベーコンの香りが漂ってくる。 はぁ、今日は平和だ。 とりあえず今日の仕事は、昨日めんどくさくなって片づけなかった和室を片づけて、 ガラスを取り替え、それから・・・ そんなことを考えながら、リビングのカーテンをジャッと開けると、 「キャッ!!!何!?」 私の足元あたりに、窓の外側にベットリと顔面を貼りつけた、3つの生首が転がっていた。 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「あ・・あ、ああ、あんた達、なのね・・・。おはよう。」 昨日の野良一家だった。 元気そうで何より。 「もう、驚かさないでよ。今日は出てってよね。」 「ゆふん!きょうこそは、れいむたちをかいゆっくりにしてもらうよ!!」 ダメだ。平行線だ。 「ありすー!ゴミばさみとゴミ袋持ってきてー!」 「ゆぁぁぁああ!!まってね!れいむたちのおはなしをきいてね!!」 「もうそろそろ諦めて、出て行ってよ。」 「で、何を聞けばいいの?」 「ゆぅぅ、れいむたちはよるのあいだ、どうしてかってくれないのか、ゆっくりしないでかんがえたんだよ!」 「ふうん。体力あるわねぇ。で?」 「それでわかったんだよ!おねーさんは、れいむたちよりありすやえーきさまのほうが、ゆっくりできるとおもってるね!」 「うん、間違ってないわね。」 「ゆっふっふぅ。だかられいむたちは、ありすたちよりゆっくりできる『しょうこ』をもってきたんだよ!」 「へ?」 いつの間にか、ありすとえーき様も私の後ろに立って(座って?)状況を見守っている。 「おねーさんも、これをみてゆっくりしていってね!!」 「まりさのお帽子の中?何・・・・・・?」 まりさのお帽子の中には、山盛りのイモムシ・毛虫・・・・・・。 「ぎゃぁぁぁあああああーーーー!!!」 「ね!とってもゆっくりしたごはんさんでしょ!」 「やめっ!イヤイヤッ!近づけないで―っ!!」 「ゆっへん!まりさががんば『れいむがいっしょうけんめいとってきたんだよ!』ゆぅ? まりさ、おにわのなか『れいむがおにわのきから、よるのあいだにとってきたんだよ!』ゆぅぅ。」 なるほど・・・まりさが狩りの達人というのは嘘じゃなかったらしい。しかし・・・ 「むーちゃむーちゃ。ちあわちぇー。」 「れいむたちをかってくれたら、まいにちおねーさんにもたべさせてあげるからね!ゆっくりできるでしょ!」 これは何と言うか・・・ 「おにぇーしゃん!こにょいちばんゆっくちちたいもむししゃん、れいみゅもたべちゃいけど・・・たべちぇいいよ!!」 「ゆぅぅーん、おちびちゃんは、とってもゆっくりしたいいこだよぉ~。」 「ひぃぃいいいーーー!!顔に近づけないでーーー!!」 かえってお互いの住む世界の違いを思い知らされるような・・・。 「もっと・・・ゆっぐりしたかった・・・。」 「あきらさぁぁあああん!!」 「・・・おねえさんと・・・よべ・・・・・・(ガクリ)。」 「ゆふ~ん!れいむのおくりもので、ゆっくりしすぎてきをうしなっちゃったよ~!」 「ゆっくちさせちぇごめんにぇっ!」 そこに、ありすが待ったをかける。 「むほぉ!まちなさい!」 「ゆゆっ!ありすはさっさとまけをみとめてね!れいむのほうがゆっくりできるんだよ!」 「むほぉぉお!そんなのききずてならないわ!ありすのほうがとかいてきなのよ!!」 だが、れいむも今回は自信満々だ。 「ゆふふふ、じゃあありすは、こんなにゆっくりしたけむしさんがつかまえられるの?」 「むふぉぉぉぉ・・・うう。でも、ありすだっておりょうりしたり、おそうじしたり、おせんたくしたり ・・・とっても、とかいはなやくにたってるのよ!!ありすは、ありすはあきらさんのおよめさんなのよ!!」 「ゆふぅん?じゃあ・・・おねーさんと、すっきりーしたことあるの?」 「むほ、ほ、・・・・それ、は・・・・」 「ゆふふぅ。すっきりーもしないでおよめさんなんて、ありすはとってもいなかものだね!!」 「む、むほぉぉぉおおおお!!もうゆるさないわぁぁぁあああ!!」 私としてはかなり釈然としない理屈ではあったが、 ありすの怒りを誘う何がかあったのか、それとも痛いところをついたのか。 とにかく、昨日のえーき様に続いて、今日はありすが怒りを爆発させた。 「れいむごときに、このわざをつかうとはおもわなかったわ・・・むっほぉぉぉおおおお!!」 まずい。ありすは本当に本気のようだ。 ありすのぺにぺにがゆっくりと動き、逆さ五芒星を描く。 あれは、お隣りに住む変態留学生、ヨハク君を昇天させたありすの必殺技『スカーレットぺニードル』の構えだ。 「ゆっふっふぅ、W・S・N(ホワイト・すっきり・ナイト)のらんかーでもある、れいむにかなうとおもってるの?」 一方、ありすの怒りを向けられながらも、れいむの表情には余裕がある。 W・S・Nなる代物がどんな競技、あるいは大会か知らないが、多分ロクなモノではないだろう。 そういえばこの町の野良ゆっくり達は、レイプ技術を格闘技にまで磨き上げて、 格闘技大会じみた催し物まで開催しているそうだが、それのことだろうか? れいむはありすにまむまむを向け、まむまむをまるで生き物の口のように、くぱくぱぁと開けたり閉じたりしていた。 ぱっと見、間抜けな光景ではあるが、ゆっくりという生き物は実際問題として、 すっきりーで命を落とすことも少なくないため、これは命をかけた戦い。 事態はかなり深刻だ。 「ちょっと!ありすも落ち着きなさいよ。ありすらしくないわよ。」 「むほぉぉ!おねーさんでもいまのありすはとめられないわ!!」 「なんでそんなに怒ってるのよぉ。ありすらしくもない。」 「むほぉ!!れいむは、ありすの!ありすだけのおねーさんをよこどりするきなのよぉ!! おねーさんの、あきらさんのおよめさんは、ありすだけなのよぉぉおおおお!!!『くろーーーっ!!!』ゆべぇっ!!」 あ、えーき様乱入。 「くろーー!!くろっ!!くろぉっ!!」 「ゆぅぅ。たとええーきさまでも、おねーさんのひとりじめはゆるさないよ!!れいむがせいっさいするよ!!」 「む、むほぉぉ、かってなこといわないでほしいわ!あきらさんは、えーきさまのものじゃないわ!!」 「くろぉ!しろ・・・ぺろんぺろ~ん・・・・しろぉ。」 「そ、そんな・・・えーきさまは、あきらさんとすっきりーしたことが・・・そんなの、とかいはじゃないわ・・・」 「ゆぅぅぅぅ、どうやら、れいむのほんとうのてきは、ありすじゃなくて、えーきさまだったんだね・・・」 えぇぇぇ、ひょっとして今えーき様から、爆弾発言が飛び出しちゃった? そ、そりゃあ、嘘とは言わないけど・・・・・・ 「むほぉぉ・・・とかいはなおともだちだとおもってたのに・・・ゆるさないわぁ!!」 「くろっ!くろっ!くろぉぉおおお!!」 「ふたりともたおして、れいむもおねーさんとすっきりーするよぉぉおお!!」 こうして事態はさらに混沌とし、三つ巴の、餡子で餡子を洗う激闘が幕をあげることになった。 どうして私、ゆっくり達に、こんなにモテてるんだろ・・・ 「いくよーっ!!」 ぽゆんっ すーりすーり ぽむぽむ 「まけないわぁーっ!!」 もみゅ ぷにょり 「くろーーっ!!」 ふにゅんっ 目の前では、恐るべき饅頭達のぶつかり合いが続いている。 私もさすがに、人間からは欠片ほども受けたことのないような熱烈なラブコールをぶつけられ、 何が何やらわからなくなってしまった。 ああ、どうしてこうなっちゃったんだろうなぁ、 一度でいいからかっこいい男性達に、こんな風に取りあってもらいたいなぁ、 などと、現実感を失った意識の中で、ぼーっとそんなことを考えていた。 「れいむ、やめてね!けんかはゆっくりできないよぉ!」 「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇ~!」 家族達も事態の深刻さを理解したらしく、おろおろしている。 「はぁ。あー、大変ね、あなたも。」 「ゆぅぅー。ゆゆっ!そうだよ!まりさはとってもたいへんだよ!」 「れいむはあなたのお嫁さんなのに。」 「そうだよ!ふりんっだよ!だからおねーさんは、まりさにあまあまちょうだいね!!」 「ちょーらいにぇっ!」 「・・・・・・。」 それから30分後。 さすがに3匹とも疲労は限界に達し、勝負がつかないまま状況はこう着状態に入っている。 私もさすがにこの頃になると、頭の中がすっきりしてきた。 「ねぇ~。そろそろ朝ご飯にしようよ。ケンカなんてゆっくり出来ないでしょ~。」 「むふぅ、むふぅ・・・たしかに、このままじゃしょうぶがつかないわ。」 「くろぉ・・・。」 「ゆひぃ、ゆひぃ、そうだね・・・こうなったら、だれがゆっくりできるか、おねーさんにきめてもらうよ!」 「・・・・・・え、私?」 そういうと、3匹は同時に仰向けに寝転がり、私に向けてまむまむを向けながら、 「「「すっきりしていってね!!!」」」 情熱的なプロポーズを宣言した。 私はと言うと、さっきまでは正直言って頭を抱えていたが・・・ 今は、なんだかもう少しだけ、この状況を楽しんでみたくなっていた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 宣言からさらに30分後、 「ゆ゛・ぎ・ぎ・・・まむまむ、いじゃい・・・・・」 れいむのまむまむに二升五合瓶をねじ込み、 「あぎらざぁぁぁん、どぼじでぇぇぇぇ。」 ありすには貞操帯(腹巻き)を取りつけておいた。 「ん・・・ふぁ・・もう、んぅ・・おねえさん、って、よべって・・・ふぅ・・いってるで、しょぉ・・・」 「くちゅり・・・しろぉ、・・ちゅ・・・・ちゅるっ・・・」 私は、仰向けに寝かせたえーき様にまたがり、本日8回目の絶頂へと身をゆだねようとしている。 その太ももに、ありすが涙を流しながら、頬を擦り寄せてきた。 私は、腰の動きを一層速めながらも、それまで胸やらそれ以上に敏感な場所をまさぐり続けていた、 濡れた両手でありすを抱き上げてあげた。 ありすは、少しだけ安心したように、私の胸元にすーりすーりする。 「おねえさん・・・ぐす・・ゆっくりしてぇ・・・。」 「うん、・・・うふふ。冗談よ。」 ありすの(おそらくその気になれば自分で外せたであろう)腹巻を取り外してあげると、 ありすはぺにぺにで涙を拭いて、いつもの、お日様のような笑顔を取り戻した。 「おねえさん。」 「うん、なあに?」 「ありす、・・・おねえさんをゆっくりさせてあげれてる?」 「うふふ、馬鹿な子ねぇ。私がゆっくりできてないように見える?」 「ゆぅ・・・ゆぅうん。すーりすーり・・・」 うん。やっぱり、ありすは少しいじめてあげた方が可愛い。 そう。私はありすをよく泣かせるし、今だってえーき様とばかり行為におよんでいるが、 別にありすがえーき様より可愛くないわけではないのだ。 こんなに一生懸命で、でもちょっとイジワルしたくなるありす。 素直で、優しくするほど同じだけの愛情で返してくれるえーき様。 両方同じくらい大好きだけど、ちょっと愛し方が違うだけ。 それに・・・ 「ねえ、まりさ。」 「れいむ~ゆっくりしてね。ぺーろぺーろ、・・・ゆゆ?」 「まりさ。あなた達も、ここに一緒に住まない?」 「ゆぅ?ゆ・・・ゆ?」 「飼いゆっくりにならないかって言ってるのよ。」 「ゆ・・・ゆゆ!いいの!?」 「うん。でも、おうちの中はダメよ。どうも、お互いゆっくり出来なそうだからね。 かわりに、庭におうちを作ってあげる。外よりは安全だし、ご飯もたくさんあるし、結構楽しいと思うよ。」 「ゆ、ゆぅぅうう!!ゆわーい!やったよれいむ!よかったね!」 「ゆ゛、まむまむいじゃい・・・ぬいでぇ・・・」 「ゆふーん!そんなのどうでもいいよ!どうせれいむ、がばがばだったし、まりさはきにしないよ!!」 「どぼ・・・ぢで・・ぞんな・・・」 「ゆっくち!ゆっくち!」 それに・・・この野良一家だって、結構可愛いと思う。 慣れてみれば、たまにはこんなおバカさん達がいるのも、悪くない気がする。 ゲスってわけじゃないし、お店で買う、おりこうさんばっかりだと、小説のネタにもならないし。 なにより、これだけ積極的にアプローチされて、情もうつってしまった。 これまで、あまり意識してこなかったが、この、野良一家のおかげで気付かされてしまった。 なんだかんだ言っても、私はゆっくりの、 バカっぽくて、 成長しなくて、 反省しなくて、 でも憎めないところが、大好きなのだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ゆふぅん。ありすは、しろうとどうていさんのにおいがぷんぷんするよ!ゆっくりりかいしてね!」 「むほぉぉおお!そういうれいむこそ、まむまむひらきっぱなしで、がばがばできもちわるいのよ!このいなかもの!!」 「ゆぎぃぃいいいい!!」 「むほぉぉぉおおお!!」 あれから数か月が経った。 相変わらずありすとれいむは、事あるごとにケンカしているが、案外2匹とも楽しそうである。 まりさや、大きくなった子れいむも我が家に慣れ、えーき様に説教を受ける回数も減った。 さらに最近では、知り合いの農家からのうかりんを1匹もらい、庭の半分ほどを花壇やら菜園やらに改造したり、 バランスボールサイズまで育った老まりさ、自称ドスまりさを拾ってきて介護に頭を悩ませたりと、 色々楽しみながらゆっくり達との生活を送っている。 相変わらず人間との付き合いは面倒で、変態編集以外とは、あまり積極的に話をしない生活が続いている。 自分でもこの性格が嫌になるが、だからこそ、ゆっくり達とこんなに自由に暮らしていけるのかなぁ、 と思うと、今のままでもいい気がしてしまうから困ったものだ。 ・・・・・・そう。結局私は、ゆっくりのことが可愛くってしょうがないのだ。 ちなみに、野良一家と出会った日の経緯を題材にした新作『ゆっくりの中心で愛を叫ぶ』は、 出版界を震撼させる大ヒット作となった。 私の尊敬する大御所作家、M田一美様にも、 『・・・これ、ゆんあきよりエロい・・・』 などと、雑誌上で対談した際に絶賛され、私の作品では2本目となる、映画化計画も進行中である。 やりすぎたかなぁ おまけ:キャラ設定 ・母れいむ 人とゆっくりを見る目があるが、それ以外の生存に必要なほとんどの能力が欠如している。 タチの悪いことに役立たずの自覚は無い。虚言癖あり。日常生活はまりさに750パーセント依存してきた駄ゆっくり。 (650パーセントは、余計なマネをして迷惑をかける分) ・父まりさ 狩りの能力とケンカには非常に高い能力を示し、性格も温厚な、優秀なゆっくり。 れいむを背負いながら子猫並の速度で走ることもできる、チート能力を持っているため、 野良の中ではかなりモテた。近所では未だにれいむとつがいになったことを残念がられている。 意外と夫婦仲は良好。 ・赤れいむ 両親の欠点だけを完全な形で受け継いだ、サラブレッド。 別にゲスとかではないが、致命的にオツムが足りていない。 親の庇護無しでは3分と生きられない駄ゆっくり。自覚は無し。 ・えーき様 嘆木お姉さんのセックスフレンド。 語彙は少ないが、知性はかなり高め。特技は説教とお姉さんの洋服選び。 ただし一番大事な仕事は、お姉さんの火照った体を鎮めること。 ・ありす 嘆木お姉さんの家の専属メイド。 ペニペニを自在に操り、人間の使用する、およそあらゆる道具を使いこなす。 普段からお姉さんに積極的なアプローチをしてはいるように見えるが、 実はありすは、お姉さんを心から崇拝しているので、それほど性的な関係を持ちたいわけではない。 ・嘆木 晶 若手売れっ子作家。 未成熟な肢体を持て余しており、自分を慰める毎日。 本人の意思に関係なく、ゆっくりに好かれるタイプ ・M田 一美 嘆木お姉さんも尊敬する、大御所売れっ子作家。 作品だけでなく、身も心も熟れ熟れ。 ・女性下着をかぶった変態編集 36番がトレードマーク。変態。 ・変態留学生:ヨハク君 早く仕事を終えて故郷に帰りたい人。以前はムッツリだったが、今は完全な変態。 ・ゆんあき エロい。 ・D.O 家では基本、服を着ない変態。実話。 挿絵 by嘆きあき 餡小話掲載作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか 本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけについては何とも言えないけど) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけのおまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけのおまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけのおまけのおまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(おまけ) D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 母れいむ連れて来た末っ子の赤れいむ以外の、子ゆっくり達と赤ゆっくり達は、父まりさが連れて来た。っいう私の設定がある。 -- 2016-08-08 23 05 57 野良れいむにしてはとても善良な野良れいむだな。あっ、自分は、父まりさと母れいむとの子供、おちびちゃんは、赤れいむは末っ子で、成体寸前の子まりさ五匹、成体寸前子れいむ六匹、子まりさ二匹、子れいむ四匹、赤まりさは五匹、オツムと足りていない末っ子赤れいむを含む四匹いる設定です。 -- 2016-08-08 22 57 59 とても素晴らしいです。こういうゆっくりSSもすごく良いですね。 -- 2016-07-22 15 29 34 母れいむに小説の元ネタつくってもらえばいいよ。あんなに上手に嘘つけるんならww 愛でお姉さん(仮)だとは思わなかったなぁwww -- 2015-11-10 01 51 59 おねえさんがエロすぎた -- 2014-12-27 23 27 49 ぺにぺににはよりをかけなくてよい!!www それから、えーき様って「よいぞ」言わないっけ!? -- 2013-08-12 22 34 16 最後の絵でワロタwww -- 2013-03-07 12 48 50 愛でお姉さんかと思いきや、HENTAIお姉さんだったか…… -- 2012-11-27 12 32 11 ぺにぺにによりをかけるなwww -- 2012-04-28 18 13 39 えーき様だけ残してあとは皆殺す・・・w -- 2011-02-14 02 59 20 挿絵可愛い -- 2010-11-10 23 53 42 母れいむこんなに嘘つけるんだしすごくね -- 2010-10-18 00 46 55 母れいむのお涙頂戴劇のオチで笑ったw -- 2010-07-23 17 03 32
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お手軽な甘味として大勢に親しまれている「ゆっくり」たち。 ただ食べるのではなく、さまざまに趣向を凝らされているのが、長い流行の秘密だろうか? ふとある方法を試してみたくなってので野生のゆっくりを捕獲することに決めた。 外に目をやると日も落ちかけていて、空がゆっくりと暗色に染まっていく。 ゆっくりの生態について知らないことが多いのだが、やはり夜のほうが捕まえやすいのだろうか? 昼日中であれだけ動き回っているのだから、夜はゆっくりと休息をとっていると考えるのが妥当だが、 なんとなく夜中でも「ゆっくりしていってね!」と叫びつつ飛び跳ねているような気もする。 せん無いことを考えながらもすでに外に出て、ゆっくりを探しはじめる。 できれば夜中は遠出をしたくないと考えながら耳をすますと、草木のざわめきや虫たちの合唱にまじり、 あきらかに場違いな声があった。 奴らだ! 良かった、どうやら近くにいるようだ。今夜中に捕獲できることに安堵し、声の方向に向かう。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりやすもうね!」 おあつらえ向きに二匹のゆっくりたちが今日の寝床であろう木の根元に寄り添っている。 思わず頬がゆるむ。 微笑ましいと感じたのではない、あまりにも幸先がいいから出た笑みだ。 そのまま捕まえてもいいのだが夜に騒がれるのは本意ではない。 「ゆっ、ゆっくりしていってね?」 「ゆっ!?」 「ゆゆっ!?」 泣き声を真似て近づいた。どもったのは恥ずかしかったからだ。 が、それが功を奏したのかゆっくりたちは無警戒に声をかけてきた。 人懐っこいとは聞いていたが、警戒させないにこしたことはない。 「ゆっくりしていってね!」 「おじさんもゆっくりする?」 赤いリボンに黒い髪。二匹とも「ゆっくり霊夢」と呼ばれる個体のようだ。 「ありがたい申し出だけど、ここじゃあゆっくりできないよ」 「どうして?ゆっくりできるよ!」 「ゆっくりしていこうよ!」 「ここは何でも食べちゃう妖怪の棲みかなんだよ。こんなところでゆっくりしたらむしゃむしゃと食べられちゃうよ」 「ゆ゛っ!?」 「ゆぐっ!」 かぶりつく身振りと共に言ってやる。子供騙しもいいところだが、表情を見るにすっかり信じたようだ。 何を想像したのか「ゆっぐりじだい!」「ゆっぐりざぜでえええ」となみだ目で震えている。 さて。 「ものすっごくゆっくりできる場所があるけど、いきたい?」 「いきたい!いきたい!」 「すっごくゆっくりしたい!!」 満面の笑みで言うゆっくり。それは媚びている笑みなのだろうか? そうして、二匹のゆっくり霊夢を抱きかかえて帰路につく。 「さ、ここでゆっくりしようか」 「「ゆっくりしていってね!」」 二匹をおろして扉を閉める。二匹は興味津々と言った態で家中を飛び跳ねている。 ここからが正念場だ。 ゆっくりと三和土からあがり、あぐらをかいて座ると笑みを浮かべながら二匹に声をかける。 「さ、いっしょにゆっくりしようか」 「ゆっくりしようね!」 「すっごいゆっくりしたい!」 近寄ってきたゆっくり霊夢たちをわしづかみにすると、そのままぎゅうぎゅうと押さえつける。 「ゆぎゅんぬぬぬぬぬぬぬ」 「ゆぐりじたいっゆぐりぃいい」 と声ならぬ声をあげるゆっくりの手触りからはみ出るかはみ出ないかの境界を推し量る。 なにぶん初めてだから失敗してしまうかも知れないが、なぁにそのときはまた持ってくればいいのさ。 中身が少しずれた感触が伝わってきたので、解放する。 「「ゆっ!!!」」 体が自由になり、怒りの言葉を出そうとする二匹。しかし口を開いた瞬間二匹を強くゆすった。 大きく、緩やかに、時にかきまわすようにゆする。 「ゆっゆっゆっくっりしっしして」 「いいいってっててってってねっね」 という泣き声が、しばらくすると 「ゆーゆーーゆーゆゆーーー」 「ゆ~ゆ~~~ゆ~ゆ~ゆ~」 と歌っているかのようなものとなる。 今度は小刻みに激しくゆする! すでに二匹の表情は赤らんでいて、目がうるみを帯びている。鼻息も荒くなり、明らかに熱を発している。 思い切り殴りつけたい気分を押し殺し、そのまま蠢動を続ける。 「「ゆっゆっゆっゆっゆっ」」 機械的に泣くようになったら、手を離して放置した。 一仕事終えたような感覚で、三和土の甕から水をすくって飲む。 振り返ると二匹のゆっくり霊夢は身を寄せ合って震えていた。 いや、これはお互いをこすりあっているのだ。それが徐々に鈍い動きになっていく。 いよいよか!と思い目を凝らすが違う。 二匹の体表に粘り気のある透明な液体が流れているのだ。粘度の高いそれはねとねとと音を立てて水溜りを作っていく。 掃除するはめになることにうんざりしながら見つめていると、粘液の音と「ゆっゆっ」という機械的な声に、 さらに荒い息遣いが混じって、とても精神衛生上よろしくない音が奏でられる。 吐き気を抑えるように水を一口ふくんだ。 しばらくすると、二匹が同時に 「ゆ゛ゆ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーッん!!」 と絶頂に達したように一声泣いた。 すると、これはもうやばいんじゃないかというくらい痙攣し始め、白目をむいて限界まで見開く。 さらには口もこれ以上ないほどに開かれ、まるで断末魔をあげているようだ。 表情の変化が終わると、痙攣も止まっていた。そのまま目に見えてわかるほどに色が黒ずんでいく。 二匹の頭の天辺から芽が出て、葉が伸び、蔦のように伸びていく。 蔦にいくつもの実をつける頃には二匹はからからに干からびていた。 身体をこすり合わせ始めてからここまでで、まだ一時間と経っていない。 植物か動物か定かではないが、生命の神秘の一端を垣間見た気がした。 同時に、あれだけ乱獲されているゆっくりが絶滅しない理由がわかったように思う。 やがて肉色の実は徐々に、だが確実にそれとわかる形を成していった。 黒い髪に赤いリボン。親と同じゆっくり霊夢だ。 一匹につき十個はあろうか、プチトマト程度の小さなゆっくり霊夢が並んでいるのは、壮観というよりは気色悪いと言えた。 そのまま観察していると、実のうちのひとつがゆっくりと震えはじめる。 眠りから覚めるように、糸のようにぴっちりと閉じられた目がゆっくりと開かれていく。 完全に見開かれると 「ゆっくりしていってね!」 と蚊の泣くような声で産声を上げた。 目覚めたゆっくり霊夢は、そのまま目だけできょろきょろと左右を見渡している。 蔦から離れないと自由に動けないのだろうか? 目があった。 「ゆっくりしていってね!」 その声はこちらに言ったものだろうが、それがきっかけになったのか他の実もぶるぶると震えだす。 二十個ものゆっくり霊夢のひとつひとつが目覚めて産声を上げている。 無事に繁殖は成功したのか、目覚めないものはひとつもなかった。 さぁ、長かったがここからが本番だ。 一番最初に目覚めたゆっくり霊夢に手を伸ばす。 「ゆぅ~?」 自分に近づいてくるそれをなんの危機感もなしに見つめているゆっくり霊夢。 そのまま無造作に蔦から引きちぎる。 「ゆ゛っ!」 一声なくとそのままぐったりしてしまった。手のひらで転がすがなんの反応もない。 しまった!早すぎたか!? そう思ったが、そのゆっくり霊夢はゆっくりと起き上がる。 「ゆっぐりじだがったのにぃ~~~」 涙をこぼしてこちらを見るゆっくり霊夢に安堵のため息をつくと、それを無造作に口の中に放り込んだ。 そのまま舌で口の中を転がすようにゆっくりと味わう。 時折、 「ゆっぶぅ~」 「ゆっぶりじゃぜでぇ」 「ぐらいよーっぜまいよーっごわいよーっ」 と口の中から聞こえてくる。お構いなしにゆっくりと味わい、咀嚼する。 「ゆっぎゃぶぅッ」 と聞こえたきり、なにも聞こえなくなった。 「あ……甘酸っぱいんだ……」 十分に成熟しきってないゆっくりは酸味があるようだ。食感も通常のゆっくり霊夢よりもいくらか歯ごたえがなかった。 お子様やお年寄り向けにできるかもしれないと思いつつ、次のゆっくり霊夢に手を伸ばす。 今度は口に入れたら弄ばずに即座に飲み込んだ。 ゆっくり霊夢の踊り食いだ。 これが一番やりたかったのだ。のどの奥から 「ゆっくり落ちるよ~!」 という声が伝わってくる。どこか滑稽で思わず噴出してしまった。 やがて胃に達したのか「ゆッ」という声とチャポンという音を聞いた気がした。 「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしたいお?」「ゆっくりしようね!」 と聞こえてきて、すぐに 「ゆゆっ?」「とける?ゆっくりとけてる!?」「ゆっぐりじだいのにぃ」 となり「ゆっぐりざぜでぇえ…………」と沈黙した。 腹の中から聞こえるという不思議なことに興奮した。面白っ。 興奮した僕はゆっくり霊夢たちをちぎっては呑み、ちぎっては食べた。 声を上げてのどを通り過ぎていき、胃に落ちていく感覚に思わず熱い息をもらしてしまった。 腹から聞こえるゆっくり霊夢たちの声に、熱くほてっていく身体。 熱っぽい目で見ると、もうゆっくり霊夢は残り一匹になっていた。 それまでの惨状をおぼろげにも理解したのか、それはふるふると身を震わせていた。 ゆっくりと最後のゆっくり霊夢に手を伸ばし、やさしくつかみ、細心の注意を払ってちぎった。 声はあがらなかった。 それを手のひらにおき、見つめる。ゆっくり霊夢はなみだ目で震え、にっこりと笑うと 「ゆっくりしていってね!」 と言った。泣き笑いの表情と必死の物言いに、まるで命乞いをしているように見えてしまった。 思わず微笑み 「ゆっくりしようね」 というと、ゆっくり霊夢は満面の笑みを浮かべた。心からの微笑みに見えた。 それをやさしくつまみ、ゆっくりと持ち上げていく。 ゆっくりと口を開き、濡れた舌を出す。 ゆっくり霊夢をそこに近づけると 「ゆ、ゆっくり!?」 となぜか驚いたように言った。 そのまま舌に乗せると、飛び出そうとするのをかまわず口を閉じた。 口蓋に何かが当たった気がしたが、そのまま舌で口の中に転がし、存分に味わう。 泣き叫ぶゆっくり霊夢。 胃の中でどれだけが溶けて、どれだけが原型をとどめているかはわからないが 寂しくないようにと仲間のもとへと送ってやった。 プチトマトほどの大きさとはいえ、二十匹ものゆっくり霊夢をたいらげたので満腹だった。 げっぷに混じって、「ゆっくりしていってね!」という声が聞こえた。 おわり。 お付き合いくださりありがとうございました。 選択肢 投票 しあわせー! (55) それなりー (10) つぎにきたいするよ! (1) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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お姉さんとまりさのはじめてのおつかい 8KB ストーリー展開上、虐待のぬの字もない、完全な愛で系です。場違いすぎる。 キャラクターは『ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記』から。 一応おまけの部類に入るんだろうか。 今日の昼に虹裏で行なわれていた議論を見てたんで、たぶんこんなシステムなのかなーと思って、 コソコソと仕事中に書きました。怒られました。 『お姉さんとまりさのはじめてのおつかい』 D.O 優秀な胴付きゆっくり達は限界があるとはいえ、多様な職場が用意されている。 中には公務ゆっくりとして、各種公営施設の管理を任されるものもいるほどだ。 だが、その一方で通常種はなかなか人間の役に立てる機会がない。 知能において大きな差があるのは当然だが、単純に手足が無いという大きなハンデもある。 大抵のゆっくりは、気にせずゆっくりと飼われているのだが、 中には劣等感を持つもの、何か飼い主に恩返しがしたいというものなど、奇特なゆっくりもいる。 彼女達の場合、お部屋の雑巾がけや、おもちゃのお片づけだけではイマイチご不満の様子である。 実際役には立っていないが。 この傾向は当然というか、より高級かつ優秀なゆっくりに多いので、 飼い主としても報いてあげたい気持ちになるようだ。 というわけで最近、ゴールドバッジクラスには、ゆっくり単独でのお買い物ができるサービスが普及し始めた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「いやー、まりさもついに金バッジ取ったわねー。」 「ゆっくりー!」 「たまたま家に転がり込んできた失礼な野良を、よくぞここまで育て上げたもんだわ。」 「まりさはとってもがんばったんだよ!」 「あのダメ赤まりさを金バッジ取れるほど教育するなんて・・・」 「まりさもすごいでしょ?」 「さすが教師!天職だったのね!自分をほめて上げたいわ!」 「まりさも・・・。むしされてかなしいけど・・・すっきりー!」 「結局マゾ体質は治らなかったわね。」 去年の春、町を竜巻が襲った日に、まりさ一家が優宇河お姉さんのおうちに転がり込んで早一年。 母まりさは安心したかのように、冬の間に息を引き取ったが、 まりさ姉妹はますますゆっくりっぷりに磨きがかかってきた。 「ほんじゃ、お祝いは何がいい?」 「ゆゆっ!まりさ、ひとりで『おつかい』がしたいよ!」 「ゆぅ、まりさ(妹)にはまだはやすぎるのぜ。きんばっじさんをとったばかりなのぜ。」 「いっつもおねーちゃんばっかりおつかいしてほめられてるんだよ!まりさもなーでなーでされたいよ!」 まあ、姉まりさの方も金バッジをとったのは春の初めあたりなので、それほど差があったわけではないが、 やはり姉妹の片方だけがほめられているというのは気分のいいものではなかったようだ。 当然マゾ体質の妹まりさは、その屈辱感を肴にすっきりーしていた訳だが。 「うーん、そうねぇ。まあ、いいでしょ。 せっかくだから、パーティーのご飯の材料、おつかい頼んじゃおうかな。」 「ゆっくりおつかいするよっ!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 昨年の夏にはあれほど嫌がった外出も、季節が春ということもあるだろうが、 嫌がるそぶりも見せない。 誇らしげに金バッジを輝かせ、飼い主の同伴も無く歩道のど真ん中を堂々と歩いている。 周囲の歩行者達は少々迷惑そうではあるが、 金バッジを取得したてのゆっくりが『おつかい』を頼まれた時は大抵こんな感じなので、わざわざ道をあけてくれる。 (・・・まりさ、頑張ってね。) すぐ後ろを飼い主が尾行しているということもあるが。 「あらあらぁ。まりさちゃん、おつかい?」 「ゆゆっ!おとなりのおねーさん! まりさはきんばっじさんをもってるから、おつかいをたのまれたんだよ!」 「あらー。おねーさんだなんてお上手ねぇ。 それじゃあ偉いまりさちゃんに、あまあまあげちゃうわね。」 「ゆーん。おねーさんありがとー。」 お隣のおばあさんは、優宇河お姉さんに目配せしつつ、ハッカ飴をまりさにくれた。 「ゆーん。もってかえって、おねーさんといっしょにたべるよ!」 (まりさ、あんないい子に育つなんて。私ってやっぱり教師が天職よね。でもハッカ味って苦手なのよねぇ。) 横断歩道も信号をしっかり見て、右、左、右、左、右、左、右、左、右と確認。 すぃーが来ていないことを確認してからゆっくりと渡る。 ちょうどその時、前方からは銀バッジの赤らんを抱いた男性がすれ違った。 「ゆーん。あにょまりしゃおにぇーちゃん、きんばっじしゃんだよ。しゅぎょーい!」 「ゆゆっ!?」 「そうだなー。らんも頑張って、あのお姉さんまりさみたいになるんだぞー。」 「ゆっくちがんばりゅよ!」 そんな会話を聞いてか、ぐっと胸(あご?)を張り、ぺにぺにを立てながら、堂々とした態度で二人とすれ違うまりさ。 ちなみに、あちらはゆっくりショップで購入すれば、野良でなくとも二桁は値段が上、超優良の希少種なわけだが。 なんとなく、小学生の野球に参加して大活躍する高校球児くずれを思い浮かべる優宇河お姉さんであった。 こうして、人間の足なら徒歩4分の距離にある『ゆっくりおつかい可』のスーパーに、 たっぷり30分かけてまりさは到着した。 普段は優宇河お姉さんと一緒に買い物に来るこのお店も、 一匹で来て見ると、お話の中でしか聞いたことの無い、れみりゃの『こーまかん』に入っていくような気持ちになる。 (がんばって、まりさ!) 「ごくり・・・ゆっくりおつかいするよ。」 店の入り口のまん前で、これまたたっぷり30分以上ためらい続け、ついにまりさはお店の中へと入っていった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「いらっしゃいませー。」 「ゆゆっ!きんばっじのまりさは、おつかいにきたんだよ!」 店の入り口には『店内のご案内・ゆっくり受付』の表示。 さすがにゆっくり専用の受付は作れない。 「はい。それじゃ、お買い物のメモさんをくれるかな?」 「ゆーん。めもさんはこれだよ!あまあまがたくさんってかいてあるんだよ!」 「はーい。それじゃちょっと待っててねー。」 まりさがメモと言って店員に渡した紙には漢字で『ご注文票』の文字。 店員さんがそれのバーコードを読み取ると、 端末には、優宇河お姉さんが事前に店のホームページで注文した品物リストと、 注文者番号が出力される。 受付の奥に入って30秒後、 店員さんが、きれいにラッピングされた、まりさの帽子に入る量のお菓子を持ってきた。 「はいどーぞ。それじゃ、バッジさんをこっちに向けてね!」 「ゆーん。これでいい?」 ピッ! こうしてバッジに内蔵されたICチップをリーダーで読み取ると、 即座に飼い主のケータイ宛に、店名と購入時刻が記録された受け渡し証が送信される。 「はーい。それじゃ、お金さんのお支払いも終わったから、おつかいは終わりだよ。さよーなら。またねー。」 「ゆーん。おにーさんありがとー。またくるよー。」 ちなみにこのサービス、会員登録制で、購入代金は月ごとに支払う形となる。 要はクレジットカードみたいなものだ。 金額上限は1回の買い物で100円~500円。飼いゆっくりの安全を最大限配慮したシステムとなっている。 ちなみに先ほどの店員の会話。 「穴留先輩。ちょっといいっすか。」 「何だぁ?」 「ゆっくりのおつかいって、ネット通販のめんどくさい版みたいなモンすよね。」 「ああっ?ぜんぜん違えだろ!何言ってんだ!」 「そっすか?」 「おつかいするゆっくりはメチャ可愛いじゃねえかぁ!」 「そっすか。」 「そぉだよ!アレみろよ。店の前の電柱に隠れてるネーちゃん。あれ飼い主だろぉ。」 「そっすね。見覚えあります。」 「そーゆーコトなんだよぉ、わかれ!」 「そっすか。わかりました。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こうして・・・ 「やったぁ!まりさもおつかいできたよ!」 「さっすが私が育てたまりさ!これからもおつかいおねがいね!」 「ゆーん。まりさもおつかいにいきたいのぜ。」 「じゃあ、これからはお姉ちゃんと妹と、二人でおつかいお願いね!」 「「ゆっくりがんばるよ!!!」」 なんとも誇らしげなまりさ達の表情を見ると、お姉さんもあったかい気持ちになるのであった。 ゆっくりにおつかいなんてできるわけ無いでしょ。性的な調教済みの胴付きゆうかりんとかならともかく。 主役にあえて優宇河お姉さんを使ったのは、単に扱いやすいキャラだからというだけなんですが、 せっかくなら、ここはやっぱりエロパートを入れておくべきだったかなぁとか思っちゃいました。 まりさを見守りながらゆうかりんときゃっきゃっうふふとか。 せっかく変態プレイO.Kのお墨付きをご本人からいただいたというのに。失敗。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけについては何とも言えないけど) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. 本作品(おまけのおまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけのおまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりにはすれ違ってあまあまよこせとかいわれてそう -- 2016-01-08 01 02 19 多分俺この金バッジ付きゆっくり虐待して、警察に捕まると思うw ゆっくりが道歩いてたら我慢出来る自信がないw -- 2011-01-20 02 57 33 実際にこんなのが買い物したり、道をあるいていたら邪魔以外の何ものでもねえだろうな -- 2010-10-25 17 36 22 まりさを愛でるお姉さんは通り魔にでもあってずっとゆっくりしろよ -- 2010-10-24 12 22 23 ↓↓↓おいおいw -- 2010-09-28 20 55 36 確かにw 死亡フラグがお使いに出てるようなものだよなぁ -- 2010-09-27 00 20 13 ↓うまいこと言うなあ。 -- 2010-09-02 08 16 04 ゆっくりのお使いって 南アフリカや韓国で女性が夜に一人歩きするようなもんだよな -- 2010-08-25 21 39 00
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まりさ 2KB 虐待-いじめ 小ネタ 短いのでよろしければどうぞ 初日 作業はスムーズに終了した。 時間が余ったので少々遊び心を発揮する。 二日目 外部からの刺激にも反応を示さないが、体温に変わりはない。生存している模様。 三日目 時折小さい痙攣を起こし始めた。触れると大きく跳ねた。 経過は順調。 四日目 ……予想外なことが起きた。 ※ これは、恐らくは成功なのだろう。しかし想定外なのも間違いはない。 私が黙考に入っている間、そいつは瞳をキョロキョロ動かして何かを探すように周囲を見回していた。 ぐねぐねと伸びたり縮んだりを繰り返しているのはきっと身体の向きを変えようとしているのだろう。 「ゆ? ここは何処なの? ゆぅ~? ゆぁ!? まりさのおぼうしがないよっ! ゆっくりおぼうしを さがすよ! ……ゆぅ? あんよさんが動かないよ? あんよさん動いてね動いてね! ゆっ、ゆんっ! ゆ゛っ!?」 ところがそれが巧くいかない。それどころか底面の接地面積が少ないので、激しく動いた反動でコロリ と転がってしまう。泡を食って更に暴れるが、それでは延々と転がり続けるだけだった。 「止まってね! 止まってね! こ~ろこ~ろは楽しいけどなんだかゆっくりできないよ!?」 キリがないので止めてやった。 それでも帽子がない、帽子がないと騒ぐので、初日に取り上げてた帽子を被せてやった。 「ゆ~! おかえりまりさのおぼうしさん! おにーさん、ありがとう! ゆっくりしていってね!」 大口を開いて礼を言われた。ますます以て信じがたい。 私が眉間に皺を寄せて熟考すると、気遣うような表情をされた。 「おにいさんゆっくりできないの? ゆっくりしようよ~」 ややあって、私は思考を放棄した。 相手は不思議饅頭。どうやっても論理的思考では解を導くことはできそうにない。 仕方がないのであるがままを容認した。 そしてそいつにもあるがままを見せてやった。 「………………ゆ?」 姿見に映る姿を見てそいつの笑顔が凍る。 目がある。口がある。髪もある。だが玉のような躯のそれが自分とは即座に認識はできなかったのだろう。 目を何度も瞬き、時にギュッと目を閉じて数秒待ってから改めて見直した。それでもそこに映る像は変 わらない。 「ゆっ? ゆゆっ!? ゆわぁっ!?? なんなのこれ! おにいさん! まりさどうしちゃったの!?」 それは自分の帽子を被っている。ならそれは自分で間違いはない。だけど自分はこんな姿をしていなか った。 それの思考はそんなところだろうか。 だから初日の顛末を丹念に教えてあげた。 あの日、私はとある思いつきから山でまりさを捕まえてきた。 持ち帰ったまりさは皮を剥ぎ、餡子以外の部分を全部取り除いた。あとは用意して置いた革に餡子を傷 つけないように詰めて終わり。それにまりさそっくりの絵を描き込んだのは単なる遊び心に過ぎなかった。 それが理解するまで何度でも、ゆっくりと説明を繰り返した。 「……それじゃあ、まりさはなんなの? まりさ、なんになったの……?」 絵に描いた目で虚空を眺め、絵に描いた口を半開きにしていたそいつがポツリと呟いた。 私が作りたかったのは、それ自体が動くことで少々難易度の上がる遊具に過ぎない。絵に描いた表情が 動き、喋ることなど予想だにしなかったが、それが何であるかに変わりはなかった。 だから、ただ一言で答えてやったのだ。 ※ ※ ※ ※ 鞠さ ※ ※ ※ ※ 五日目 結局、遊具としては失敗作になるのだろう。 そいつはいつまでも泣き続けている。 ただ、描いてもいない涙が流れることはついぞなかった。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 皮ではなく革なら腐食で死ぬことは無いなw 定期的にオレンジジュースを注射すれば商品として売れそうww -- 2018-01-05 17 40 38 鞠w -- 2011-09-19 17 17 29 へぇ、絵が動いてるのか。面白いなw -- 2010-11-28 10 03 12 ダジャレが言いたかっただけですか? -- 2010-07-09 00 33 03
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【作品名】ウルトラマンネクサスソーセージのCM 【ジャンル】後に色々ネタにされるCM 【名前】いじめっ子 【属性】いじめっ子 【大きさ】小学校高学年くらいの少年並み 【攻撃力】釣竿所持 【防御力】小学校高学年くらいの少年並み 【素早さ】小学校高学年くらいの少年並み 【長所】この川はオレのモンだ! 【短所】そういう番組じゃねーからこれ! 【備考】主人公っぽい少年に対し突っかかっていった悪ガキ 96スレ目 885 :格無しさん:2015/06/12(金) 02 03 03.20 ID RtCUGIWy 878 考察 ここらへんも難しい ○ 鹿目まどか 小柄な女子中学生 くらいなら勝てるか? × 松本りせ 防御力すごいし勝ち目ないかな 松本りせ>いじめっ子>鹿目まどか 886 :格無しさん:2015/06/12(金) 16 15 13.20 ID 1PP7wtPz 考察乙
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遭ゆっくり 9KB 虐待-普通 制裁 自業自得 差別・格差 飾り ツガイ 群れ 野良ゆ 赤子・子供 希少種 自然界 都会 現代 虐待人間 うんしー ぺにまむ 感想・批評・ツッコミを頂けると幸いです 遭ゆっくり 遭難 災難に出あうこと。特に山や海等において、自力での帰還が不可能になった状態。 「遭難した…」 男は倒木に腰掛、鬱蒼と生い茂る木々を見上げながら呟いた。 男が後悔と共にその呟きを口に出すことになったのは、軽い気持ちが原因だった。 軽い気持ちで連休に日帰り予定で、山に登った。 軽い気持ちで山頂に続く一本道の登山道を離れ、森に入った。 軽い気持ちで来た為に、地図も磁石も持っていない。今いる場所がどこか分からず、麓もどちらか分からない。 軽い気持ちでの行動の結果は、道に迷って戻れないという深刻な状態を生み出した。 山の中で夜を明かした男は、闇雲に歩を進めていた。 遭難した時には無闇に歩き回らず、体力の消耗を避け、救助を待つべきという知識は男も持っていたが、男には救助が間に合うとは思えなかった。 男が山に来たのは、日々の煩わしさから己を遠ざける為だった。故に携帯電話も持ってきていない。 周囲が男の異常に気付くのは、休みが明けた後だろう。水はまだ残っているが、食料はすでに食べ尽くしていた。 もともと小腹がすいた時の為に持ってきていたものだ。まともな食事は登山道沿いにある店でとる予定だった。 「た、す、け、て、く、れえぇーーーっ!!!」 男はすきっ腹に響く大声で、何度目かも分からぬ助けの求めを叫んだ。 返事は聞こえてこない。 すでに水も尽きた。男は何かの役に、と思い、小便を水筒に溜めてはいたが、飲む踏ん切りはついていない。 疲労も溜まり、体力気力も萎え始めていた。 そんな時、男の目に光が差し込んだ。森が途切れている。 何か見えるかもしれない。変わり映えのしない日々に変化を求める囚人のように、男はそこに飛び込んだ。 広場に出た。野球場とまではいかないが、テニス位なら楽に出来そうな大きさの広場だ。 地面はむき出しではなく、丈の短い草が生えている。向こうには土を堀り返した、畑のようなものが見える。 畑、畑だ。畑を作るような動物はいない。人の手が入ったものがあるのなら、人がいるかもしれない、と男は考えた。 しかし、期待に満ちる男の前に現れたのは、ゆっくりだった。その姿は男が普段、町で見かけるゆっくりとは違っていた。 畑に生えている花を見つめている、緑の髪に飾りを持たないゆっくり。 木の根元で昼寝をしている、赤い髪に飾りを持たないゆっくり。 跳ね回る、目玉のついた帽子をかぶったゆっくりと、それを追いかける、青い髪に尖った氷のような羽を持ったゆっくり。 笑いながらその光景を見ている、金色の髪に赤いリボンを着けたゆっくり。 「じゃお!」 そして、男に声をかけてきた、赤い髪に緑の帽子をかぶったゆっくり。 疲労と期待の反動で足の力が抜けた男は、その場に座り込んだ。 「じゃお?」 目の前のゆっくり-ゆっくりめーりんがどうかしたのか?と言わんばかりに男の顔を覗き込む。 男は力無くめーりんの頭を撫でる。口からは溜息が漏れた。 「どうしたの?」 花を見ていたゆっくり-ゆっくりゆうかがいつの間にか、こちらにやって来ていた。他のゆっくりも男の周りに集まってきている。 男は一縷の望みをかけて、ゆうかにこの近くに人がいないかを問うた。 「そーなんかー」 男の説明の後、ゆっくり達は互いに知らないか聞き合った。 「にんげんさんにあったのはあなたがはじめてよ。ここにひとはいないわ」 だが、男の期待した返事は返ってこなかった。がっくりした男の腹の虫が鳴く。 「おなかがすいているの?」 「ああ、情けないことにな」 「ゆうかたちがたべるようなものは、たべられないわよね?」 ゆうかが今手元にある食べ物を挙げていく。木の実、花、虫、草、木の皮…、料理すれば人でも食べられないことは無いだろうが、生のままで食べられる筈も無い。 「無理だ。腹を壊すのが関の山だな」 どうしたものか、と皆一様に黙り込む。 そんな中、男を励まそうと体を擦り付けていためーりんが、男の目の前に行き、男を見上げる。 「じゃおーん!」 男に向けてにっこりと微笑んだ後、大きくはっきりと声を上げた。 すると、めーりんは体の真ん中から左右に割れていき、真っ二つに分かれた。帽子だけは二つにならず地面に落ちた。 「これは…?」 男がその光景を見て、疑問の声を上げる。 「おたべなさい、よ。ゆうかたちはたべてほしいあいてにこうするの」 「俺に食べろと。なんで?」 「めーりんはやさしいゆっくりだから」 ゆうかの説明を聞き、男はしばしの間、呆然としていたが、やがて、ありがとうと礼を言うと、二つに割れためーりんを頬張った。 男の目から涙がこぼれた。 男は食べ終えた後、残った帽子を手に取る。 「これ、貰ってもいいかい?」 「めーりんはにんげんさんのためにえいえんにゆっくりしたのよ。もっていてあげて」 ゆうかから山と山との境目にある背の高い木の横から、何度も煙が上がるのを見たと聞いた男は、高い木を目印にして進み、登山道に戻ることが出来た。 無事に下山できた男が自分のアパートに戻ると、ドアの前でゆっくりがたむろしていた。 成ゆっくりが2匹、子ゆっくりが4匹、体は薄汚れ、バッチは無い。典型的な野良ゆっくりだ。 「いつまでたってもかえってこないんだぜ!」 ゆっくりまりさが番のれいむと子供達に何か話している。 「何してるんだ?」 死にそうだった時にゆっくりに助けられたのだ。困っているなら助けてやろう、と考えた男はゆっくりに声をかけた。 「ここをまりさたちのゆっくりぷれいすにするのぜ!」 まりさは男の問いに反射的に答えを返した。 山で遭難したかと思えば、町でこんなゆっくりに出会うとは、災難だな。これもまた遭難か、と男は思った。 「ゆゆ!ぐずのめーりんがいるのぜ!」「ゆ!ぐずはゆっくりできないよ!どっかいってね!」「「どっかいっちぇね!」」 ゆっくりは飾りで個体を識別する。飾りを身に着ければ人間でもゆっくりと認識される。 形見の帽子をかぶっていた男は、まりさ達にめーりんと認識されたのだ。 自分を助けてくれためーりんを馬鹿にされた、と感じた男は目の前のゆっくり達に怒りを覚えた。 美という字は羊と大を合成した文字だ。 羊は生贄、犠牲を表し、美は大いなる犠牲を表すことになる。大いなる犠牲、すなわち自己犠牲であり、めーりんの行いはまさに美しいものと言える。 めーりんの美しさに比べたならば、こいつらのなんと醜悪なことか。男はそんなことを考えながら、喚き散らす親を壁に向かって蹴り飛ばした後、ちびまりさを持ち上げた。 「ゆわーい!おしょらをとんでるみちゃい!」 暢気な声を上げているちびまりさ。 「かわいいれいむのおちびちゃんをかえしてね!」「なにするんだぜ!このぐず!」「「ぐじゅ!」」 「返して欲しけりゃ、俺が良いと言うまでむこうを向いて跳ねていろ。いやなら全員蹴り潰す」 男の威圧に負け、ゆっくり達は嫌々ながら、むこうを向いて跳ね始めた。 それを確認した男は、ちびまりさの帽子を奪う。 ちびまりさは声を上げようとするが、男はその前に上唇と下唇を指で挟んで押し潰し、捻る。口は閉じられた。 ちびまりさは目としーしーの穴から砂糖水を流し、痛みに身を振り回す。男を見つめるちびまりさの目は、許しを乞うように震えていた。 男は上瞼と下瞼を唇と同じように、指で挟んで押し潰し、捻る。目も閉じられた。 しーしーの穴も、まむまむも、あにゃるも同じように指で挟んで押し潰し、捻る。穴はすべて閉じられた。 垂れ流していた砂糖水は流れなくなり、震えていた目も見えなくなる。 続けて、男はちびまりさの髪を引きちぎり、あんよも捻り潰して動けないようにした。 見えず、喋れず、何も出来ない饅頭が完成した。 ただ、体はいまだに震えている。死には程遠く、生きることもあきらめていないようだ。 「お前は今から、あいつらに食べられる。死ぬまでゆっくりしていけよ」 そう、ちびまりさに囁いた後、男は跳ねていたゆっくり達に声をかけ、こちらを向かせた。 「疲れただろう、あまあまをやろう」 「「ゆ!あまあま!」」「「あみゃあみゃ!」」 ゆっくりの目には、饅頭にしか見えないちびまりさが地面に置かれる。 「あまあまはまりさのおくちにはいるんだぜ!」「あまあまさんはゆっくりれいむにたべられてね!」「「たべられちぇね!」」 ちびまりさはこの状態でも、ものを聞くことが出来る。親兄弟に食べられようとしていることが分かるようだ。 やめちぇえぇーっ!まりしゃをたべないぢぇえぇーっ!ちびまりさの餡子の中で響く絶叫も、他のゆっくり達には聞こえない。 「うっめ!めっちゃうめ!」「むーしゃむーしゃ!しあわせーっ!」「「しあわしぇーっ!」」 ちびまりさの願いむなしく、ちびまりさは親と姉妹の腹に収まった。 男はちびれいむを持ち上げ、同じように繰り返し、子ゆっくりを全部、親ゆっくりに食わせた。 「おちびちゃんをゆっくりしないでかえしてね!」「そうだぜ!かえすんだぜ!」 あまあまをすべて食べ終えた後、れいむとまりさは男に子供を返すよう詰め寄った。 「もう返したぞ」 「いないよ!どこにいるの!」「どこにいるんだぜ!」 「そこにいるじゃないか」 「どこ!」「じじいはばかなのぜ!いないことがわからないんだぜ!」 「そこだよ、お前らの腹の中だ」 男は子ゆっくりから奪った飾りを、親ゆっくりの目の前にばら撒いた。 呆然としたまりさの顔面をこそぎ落とすように、男の足が踏み下ろされる。 「ゆぎゃあああぁぁぁーーーっ!!!」 一瞬で顔が無くなったまりさは、絶叫を上げながら地面を転げまわる。 男は道に向かってまりさを蹴り飛ばした。 まりさの皮は破れ、口からは先程食べた餡子を吐き出している。程なく永遠にゆっくりするだろう。 番の悲鳴に我に返り、逃げ出そうとしていたれいむは、男に髪を掴まれ宙に浮いた。 これかられいむは、子ゆっくりと同じようにありとあらゆる穴と、あんよを指で押し潰され、捻り塞がれることになる。 まず、右まぶた。 「ゆぴぃ!」 次に、左まぶた。 「ゆぎゃあ!」 砂糖水を垂れ流すしーしー穴。 「やめてね!もどしてね!」 もう使われることの無いまむまむ。 「れいむのまむまむがあぁーっ!」 中身を吐き出したあにゃる。 「ゆぎぃ!」 何とか逃れようとグネグネと動くあんよ。 「れいむのびきゃくがあぁーっ!」 最後に喧しい口を塞がれる。 「お前らが馬鹿にしためーりんはな、立派な奴だったんだ。お前らみたいなのが馬鹿にして言い奴じゃないんだ」 なにいってるの!めーりんはぐずでしょ!じゃおしかしゃべれないんだよ!ゆっくりしてないんだよ!れいむたちはとってもゆっくりしてたのに! めーりんはゆっくりしてないのに!ゆっくりしてるゆっくりをいじめちゃいけないんだよ!ゆっくりさせなきゃいけないんだよ! 喋ることの出来ないれいむは、餡子の中でいかに自分がめーりんより上か、自分が大切にされるべきか、そして助けられるべきか延々と繰り返している。 だが、男にはそんなものは聞こえない。聞こえたとしても関係ない。男はれいむを蹴り飛ばした番に向かって投げた。 まりさにぶつかったれいむに死ぬ気配はない。あんよが動かないので、転がったまま震えている。 自分が食べた子供と同じように、餡子の中で助けを求めているのだろう。男はそのまま死ぬまで放って置くことにした。 溜飲を下げた男は、後で片付けないとな、と思った後、思考を切り替えた。 遭難した中であのゆっくり達に出会えたのは、本当に良かった。今みたいな連中ならあそこで死ぬところだった。 やっぱり、恩はゆっくりにじゃなくて、あのゆっくり達に返さないとな。 今度は遭難しないように入念に準備をして行こう。ゆっくり達への礼も迷惑にならず、且つ喜ばれるものを調べて持っていこう。 と、男はこれからすることを考えながら、家に入っていった。 書いたもの ・ふたば系ゆっくりいじめ 732 門番ゆっくり ・ふたば系ゆっくりいじめ 741 ゆっくりマンション ・ふたば系ゆっくりいじめ 751 門番ゆっくり めーりんの場合 ・ふたば系ゆっくりいじめ 782 ゆっくりのいるお庭 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る めーりん大好きかコンチクショー! 俺も大好きだコンチクショー!! ※原初の誓いか。最近見なくなったな、こういう本当の意味でゆっくりしたおたべなさい。 -- 2018-02-16 02 31 42 めーりんかっけー -- 2017-01-16 00 34 47 めーりんは優しいんだねー。わかるよー -- 2014-06-03 21 23 54 初対面なのに自分の命を差し出せるとか優しすぎるだろ。 -- 2012-10-06 00 55 29 ゆっくりできたのぜ! -- 2012-07-11 19 25 51 こんなめーりんなら嫁にする! -- 2011-09-28 00 15 58 真の意味でのおたべなさいを見た・・・これこそが原初の誓い -- 2011-08-27 01 03 29 めーりんは優しいゆっくり -- 2010-12-06 04 03 26 じゃお~ん -- 2010-11-28 06 30 55 めーりん最高だっ! ゆっくりできたよー -- 2010-11-11 11 50 49 うっうー! -- 2010-09-07 15 09 25 じゃおじゃお! -- 2010-08-27 21 52 41 むらむらしてるね! -- 2010-08-03 14 25 23 ゆっかりしているわ! -- 2010-06-30 01 54 49 むっきゅりしてるわ! -- 2010-06-29 23 14 30 ゆっくりできたよ! -- 2010-06-16 17 56 21 ゆっくりできるね -- 2010-04-18 21 36 04